TM：ファジアーノ岡山VSガイナーレ鳥取「気温も内容も寒い試合」

岡山VS鳥取：0-1（1本目：0-1、2本目：0-0、3本目：0-0）
得点者：不明（鳥取）

●岡山スタメン

1本目

10ﾁｱｺﾞ
7ｷﾑﾐﾝｷｭﾝ・9ｱﾝﾃﾞﾙｿﾝ
17服部・14仙石・36関戸・2沢口
4近藤・18竹田・30一柳
1中林

途中交代

36関戸→8千明

2本目

20川又
19中野・35上條
25田所・8千明・13石原・27新中
24坂本・5植田・22篠原
21真子

8千明→36関戸

3本目

32竹内
28岡崎・27新中
43ｺﾞﾀﾞｲﾑ・26馬場・34飯田・33角島
22篠原・31西原・39福本
41椎名

途中交代

22篠原→24坂本

未出場

3後藤、11桑田、15大道、16金光、23宮田、34田中、37山本、38三村、42松原

●鳥取スタメン（ミスが有ったらすいません）

1本目・2本目

29福井
5不明・8美尾・7小井手
22森・10実信
3加藤・23水本・4戸川・2尾崎
48小針

3本目

17鶴見・29福井
8美尾・7小井手
22森・10実信
3加藤・23水本・4戸川・2尾崎
48小針

●失点シーン

右サイドを突破されクロスを入れられてその混戦中押し込まれての失点。
誰が得点したか確認できず。

●個人的に良かったと思った選手

☆中林

足下へのシュートのセーブ。
なんといってもPKセーブ。
ロングシュートを弾き出すセーブ。
といった感じにこの試合で、一番見せ場を作った選手だと思う。
この出来なら開幕スタメンで使いたくなりますね。
PKセーブも右隅を狙ってスピードも遅くなかったし、完全な読みと高い身体能力あってのセーブだった。
ただ、落ちがあって、PKを与えたのも中林が飛び出して相手選手と接触したから。
中林なら追いつけると思ったけど。
もしかしたらこういったシーンが今シーズンは何度かあるかも。
それでも、真子みたいに飛び出さず決められてしまうのも頂けない。
一長一短ではあるが、それが持ち味だし、それでピンチを防いで欲しい。

☆服部

結構良いクロスを一度入れたと思います。
服部のところでボールを失わないですし、攻撃の起点になりそうな感じがします。
もっと長い時間見てみない事には、評価は難しいですけど、十分やってくれるのではないかと。
ただ、ドリブルで突破したりして、ゴールに向う選手では無く、チャンスメイクする選手だと思います。

☆田所

ポジショニングが良いですね。
そういった攻撃ができただけかもしれませんが、比較的高い位置で、ボールを貰う事ができていました。
上がるべき所で、しっかり上がる事は大事な事です。
ただ、深い位置まで攻め込まれるという時間帯が少なかったので、上がり易かったというのがあるかも。

☆ｺﾞﾀﾞｲﾑ

シュートまで持って行く等、WBやってますが、打開力のある選手だと思いました。
キープ力とスピードや運動量は、結構あると思います。
WBとしては、得点出来る可能性ある攻撃的WBになると思います。
元々FWの選手ですし、どういった起用方をしていくのか気になります。

☆飯田

ドリブルで、狭い所をするすると上がっていく感じが良かった。
3人ぐらい抜きました。
結局止められましたけど。
最後の時間で鳥取が疲れたというのもあるかもしれませんが、スピード、運動量、キープ力とか高いものがあると感じました。
ボランチでの起用でしたけど、結構目立っていたと思います。
ただ、一回足を滑らせてこけたり、何故か田中の番号をつけてましたけど(笑)
今までの岡山のボランチには居ないタイプですね。

●攻撃

サイドチェンジの回数が少なかったと思います。
岡山の3-6-1は、サイドを有効に使って攻めるパターンが昨季多かった。
ボランチの所で、しっかり収めてサイドのフリーの選手へ出す。
この試合では、前線からのプレスが厳しく苦し紛れのロングパスが多かった。
ﾁｱｺﾞ時は、特にそれが顕著で、なかなか足下へボールが収まらなかった。
ビルトアップの段階で、厳しいプレスを受けたために良い様に機能しなくなり、パスをなかなか繋げないという苦しい展開だった。
ロングパスばかりなので、CBの攻撃参加する時間もなく、CBの攻撃参加は、皆無でしたね。
これでは、昨季終盤見せた様な分厚い攻撃は不可能だと思います。
昨季と違って前線に能力の高い選手が揃っているので、そこまで良い形で、繋いで、多くの得点を奪いたい。
そのための課題が見えた試合と言える。
開幕まで残り少ないが、しっかり準備して良い状態で、開幕戦に臨みたい。

●守備

一方で守備は良く安定していたと思います。
シュート数もある程度抑えてましたし、あまり怖さは感じませんでした。
中林が加わって守備力はアップしている感じなので、昨季よりは少し失点減るのではないかと。
ただ、大量失点の試合が、ある可能性もある不安定さも少しありました。
まぁ、基本的に安定してたと言える。
特に2本目と3本目。
1本目が、普通の出来もしくは悪いぐらいの出来ではないかと。
確実に言える事は、攻守で、ｽﾄﾔﾉﾌの流出で確実に戦力ダウンしていると言う事。
それでも組織力で、カバーしていて昨季序盤よりは安定していると言えます。
やはりそれでも、ｽﾄﾔﾉﾌの穴は大きいので、もしかすると6番の補強が、シーズン途中にでもあるかもしれないですね。
何が大きいと言えると、リベロを務められる選手が少ないという事。
適性を見せているのは、竹田と後藤。
これでは少々心細い。
そういった意味で、6番での獲得と育成が重要となる。
広島でもこの真ん中の人選に苦労している。
MFの選手をそこで起用したりしているし、岡山もそういった手を取るのもありかと。
例えば大道辺りをそこで起用するとか。
今季MFには、関戸が加わってDHのポジションのレギュラー争いは、よりし烈になりましたしね。

●アピール度

GK1中林：6，0
ファインセーブが光った。

CB4近藤：5，0
無難にこなしていたと思います。

CB18竹田：5，0
ｽﾄﾔﾉﾌと比べるともっと良いフィードを出せないと厳しい感じがしました。

CB30一柳：5，0
あんまり持ち味の攻撃参加できなかった。

DH36関戸：5，0
私の見る眼が無かったのか噂通りの良いパスは、この試合では見れませんでした。

DH14仙石：5，0
自陣に近いエリアでボールを奪われる等、まだまだ本調子ではないと感じました。

DH8千明：5，0
ボールキープにいってボールを失ったシーンがあった。

WB7服部：5，5
結構良いクロスを入れていた。

WB2沢口：5，0
特に見せ場作れず・

OH7ｷﾑﾐﾝｷｭﾝ：5，5
相変わらずパス精度が悪い。

OH9ｱﾝﾃﾞﾙｿﾝ：5，5
キープ力はそこそこありそうな感じがしました。

FW10ﾁｱｺﾞ：5，5
空中戦では、勝ったりしてましたが、足下になかなかボールが来ませんでしたね。

GK21真子：5，5
見せ場は、あまりありませんでしたが、良い声出ししてたと思います。

CB24坂本：5，5
安定感はあったと思います。
もっと精度の高い左足のフィードが見たかった。

CB5植田：5，5
うーん、ロングボールもあまりありませんでしたし、中央ってタイプでもないし、あんまり見せ場が無かった。

CB22篠原：5，5
安定感は、あったと思います。
もっと精度の高い右足のフィードが見たかった。

DH13石原：5，5
意外に良かったと思います。

WB25田所：6，0
ポジショニングが良かったですね。
フリーでサイドで受けて決定的なパスを出してました。

WB27新中：5，0
特に見せ場なし。

OH19中野：5，0
うーん、好調な中野が見たかった。

OH35上條：4，5
決定機で倒れてチャンスを潰した。

FW20川又：5，0
一度決定機を外した。
メンタルの弱さを感じたシーンでした。
でも、随所に強さを見せてましたし、活躍して欲しいです。

GK41椎名：5，0
出番があまり無かったと思います。

CB31西原：5，0
真ん中タイプという印象は持てませんでした。

CB39福本：5，0
色々とやらされてますね。
ユーティリティ度は、上がってますが、アピールするまでには至らなかったかと。

DH26馬場：5，0
フィジカルの強さを感じました。

DH44飯田：6，0
凄いドリブル突破とか見せ場を作ってました。

WB43ｺﾞﾀﾞｲﾑ：6，0
ドリブルからシュートまでいく等、FWらしいプレイはWBで起用されてもありますね。

WB33角島：5，0
本職ではないとはいえ、厳しかったと思います。

OH28岡崎：5，0
あまり印象に残りませんでした。

FW32竹内：5，0
ちょっとこの試合の内容だと厳しいですね。

岡山から世界へ

To Be Continued

by杉野雅昭


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