2015:A代表:東アジアカップ:A:vs中国「東アジアカップの収穫」その2
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杉野雅昭
2015年08月27日 01:54 visibility61
2、得点経過
H:中国:1-0:7ウー・レイ(15ウー・シー)
14ジ・シャンのスローインをペナルティエリア内の22ユ・ダーバオにだされる。
22ユ・ダーバオは、18ガオ・リンにダイレクトパスを出す。
18ガオ・リンは、1トラップ後で、近くの15ウー・シーに出す。
15ウー・シーは、上手くボールを収めるとテクニカルなパスを7ウー・レイへと出す。
7ウー・レイは、ダイレクトでシュートを放ち、これが15丹羽 大輝に当たってコースが変わって、GK1東口 順昭の横っ飛びの上を通過して、中国の得点。
A:日本:1-1:18武藤 雄樹(22米倉 恒貴)
ビルトアップから5槙野 智章がドリブルで持ち上がって、スルーパスを出す。
22米倉 恒貴が、完全に抜け出すとダイレクトで、中へのクロスを入れる。
そのクロスに18武藤 雄樹が、足伸ばしてダイレクトでシュート。
これが、中国のゴールに突き刺さり、日本の得点。
3、試合後記
3-1:5槙野 智章のチームにおける存在意義
得点に繋がったシーンが、彼の良さである。
ドリブルで持ってあがる積極性と視野の広さ。
こういったプレーは、引いて守る相手に効果的であり、本来攻撃参加の少ないポジションの選手が参加する事で、守備バランスに変化が、生じる。
アジアでの戦いでは、守備力よりこうした壁を剥がせる攻撃力というのが、重要となる。
そう考えた時に5槙野 智章に信頼を寄せるのも理解できる。
一方で、CBとしての守備力に関しては、6森重 真人同様に空中戦の弱さへ弱点を露呈してしまった。
空中戦以外のプレーも含めた守備面が、世界レベルだと厳しくなる。
それが5槙野 智章が、ドイツで、通用しなかった最大の理由である。
3-2:22米倉 恒貴の攻撃力
攻撃参加のタイミングやそのスピード。
これは、得点に繋がった通り、大きなアピールが、出来ていた。
得点のシーン以外にも効果的仕掛けが出来ており、戦術理解度が高く、攻撃での無駄が少なかった。
代表での経験が少ない状況の中で、これだけ出来たのは大きい。
持ち味を出せなかった選手の多いのに対して、代表定着の可能性も十分ある。
3-3:11宇佐美 貴史のセットプレーのポジション
CKの時にバイタルエリア手前の所にポジションを取って、セカンドボールを拾ってゴールを狙う。
実際その狙い通り、クロスバーに当たる惜しいシュートがあった。
通常の選手であれば、ゴール前に人が集中しており、ゴールを奪うのは、運になりがち。
しかし、11宇佐美 貴史は、僅かなゴールへの軌道が見えており、そこに狙って蹴れるシュート精度を持っているので、得点に繋がる可能性は高い。
こういったポジショニング一つで、大きな得点力アップとなるので、細かい点だが、非常に有効であり、ハリル監督の手腕の一端を感じる事ができた。
3-4:縦への速い攻撃からの得点
闇雲に縦パスを入れて、ボールロストばかりするケースが多かったが、この3試合目は、遅攻やサイド攻撃というのも見れる様になってきた。
状況に応じて、ポゼッションをしての攻撃やサイドから崩しというのは、引いて守るチームが多い事を考えると重要である。
一方で、得点シーンは、縦への速いパスから裏へ抜け出してからの得点であり、引いて守る相手でも上手く使えれば、そこからも得点出来るという事を証明できた。
ハリル監督の推し進める縦への速いサッカーの熟成度を上げつつ、より得点力を上げる工夫が必要である。
3-5:各選手のアピール度
良:A~E:悪
GK:1東口 順昭(D)、12西川 周作(C)
CB:5槙野 智章(C)、6森重 真人(C)
SB:3太田 宏介(D)、14藤春 廣輝(D)、15丹羽 大輝(E)、21遠藤 航(A)、22米倉 恒貴(B)
DH:2谷口 彰悟(D)、7柴崎 岳(C)、8藤田 直之(B)、16山口 蛍(A)
SH:9永井 謙佑(D)、11宇佐美 貴史(C)、13倉田 秋(C)、19浅野 拓磨(D)
OH:18武藤 雄樹(A)
CF:10興梠 慎三(D)、20川又 堅碁(D)
H:中国:1-0:7ウー・レイ(15ウー・シー)
14ジ・シャンのスローインをペナルティエリア内の22ユ・ダーバオにだされる。
22ユ・ダーバオは、18ガオ・リンにダイレクトパスを出す。
18ガオ・リンは、1トラップ後で、近くの15ウー・シーに出す。
15ウー・シーは、上手くボールを収めるとテクニカルなパスを7ウー・レイへと出す。
7ウー・レイは、ダイレクトでシュートを放ち、これが15丹羽 大輝に当たってコースが変わって、GK1東口 順昭の横っ飛びの上を通過して、中国の得点。
A:日本:1-1:18武藤 雄樹(22米倉 恒貴)
ビルトアップから5槙野 智章がドリブルで持ち上がって、スルーパスを出す。
22米倉 恒貴が、完全に抜け出すとダイレクトで、中へのクロスを入れる。
そのクロスに18武藤 雄樹が、足伸ばしてダイレクトでシュート。
これが、中国のゴールに突き刺さり、日本の得点。
3、試合後記
3-1:5槙野 智章のチームにおける存在意義
得点に繋がったシーンが、彼の良さである。
ドリブルで持ってあがる積極性と視野の広さ。
こういったプレーは、引いて守る相手に効果的であり、本来攻撃参加の少ないポジションの選手が参加する事で、守備バランスに変化が、生じる。
アジアでの戦いでは、守備力よりこうした壁を剥がせる攻撃力というのが、重要となる。
そう考えた時に5槙野 智章に信頼を寄せるのも理解できる。
一方で、CBとしての守備力に関しては、6森重 真人同様に空中戦の弱さへ弱点を露呈してしまった。
空中戦以外のプレーも含めた守備面が、世界レベルだと厳しくなる。
それが5槙野 智章が、ドイツで、通用しなかった最大の理由である。
3-2:22米倉 恒貴の攻撃力
攻撃参加のタイミングやそのスピード。
これは、得点に繋がった通り、大きなアピールが、出来ていた。
得点のシーン以外にも効果的仕掛けが出来ており、戦術理解度が高く、攻撃での無駄が少なかった。
代表での経験が少ない状況の中で、これだけ出来たのは大きい。
持ち味を出せなかった選手の多いのに対して、代表定着の可能性も十分ある。
3-3:11宇佐美 貴史のセットプレーのポジション
CKの時にバイタルエリア手前の所にポジションを取って、セカンドボールを拾ってゴールを狙う。
実際その狙い通り、クロスバーに当たる惜しいシュートがあった。
通常の選手であれば、ゴール前に人が集中しており、ゴールを奪うのは、運になりがち。
しかし、11宇佐美 貴史は、僅かなゴールへの軌道が見えており、そこに狙って蹴れるシュート精度を持っているので、得点に繋がる可能性は高い。
こういったポジショニング一つで、大きな得点力アップとなるので、細かい点だが、非常に有効であり、ハリル監督の手腕の一端を感じる事ができた。
3-4:縦への速い攻撃からの得点
闇雲に縦パスを入れて、ボールロストばかりするケースが多かったが、この3試合目は、遅攻やサイド攻撃というのも見れる様になってきた。
状況に応じて、ポゼッションをしての攻撃やサイドから崩しというのは、引いて守るチームが多い事を考えると重要である。
一方で、得点シーンは、縦への速いパスから裏へ抜け出してからの得点であり、引いて守る相手でも上手く使えれば、そこからも得点出来るという事を証明できた。
ハリル監督の推し進める縦への速いサッカーの熟成度を上げつつ、より得点力を上げる工夫が必要である。
3-5:各選手のアピール度
良:A~E:悪
GK:1東口 順昭(D)、12西川 周作(C)
CB:5槙野 智章(C)、6森重 真人(C)
SB:3太田 宏介(D)、14藤春 廣輝(D)、15丹羽 大輝(E)、21遠藤 航(A)、22米倉 恒貴(B)
DH:2谷口 彰悟(D)、7柴崎 岳(C)、8藤田 直之(B)、16山口 蛍(A)
SH:9永井 謙佑(D)、11宇佐美 貴史(C)、13倉田 秋(C)、19浅野 拓磨(D)
OH:18武藤 雄樹(A)
CF:10興梠 慎三(D)、20川又 堅碁(D)
その3に続く。
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