2013:J2:11節:A:ヴィッセル神戸VSファジアーノ岡山「キセキ」

神戸VS岡山:3-3
得点者:11田代 有三、20杉浦 恭平、11田代 有三、19久木田 紳吾、19久木田 紳吾、9荒田
智之
観客数:14249人

1、チーム情報&評点

審判

主審:前田 拓哉:6.5
副審:竹田 和雄、桜井
大介:6.5

A:岡山

監督

影山 雅永:7.5

スタメン

9荒田 智之:7.5
11桑田 慎一郎:5.5、18関戸
健二:6.0
25田所 諒:5.5、10千明 聖典:6.0、7仙石 廉:6.0、26田中 奏一:6.5
5植田 龍仁朗:5.0、6竹田
忠嗣:5.0、3後藤 圭太:5.5
1中林 洋次:4.5

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:4近藤 徹志
MF:2沢口
雅彦、35島田 譲
FW:8石原 崇兆、14押谷 祐樹、19久木田 紳吾

途中交代

11桑田 慎一郎→14押谷 祐樹:7.0、7仙石 廉→8石原
崇兆:6.5、25田所 諒→19久木田 紳吾:8.0

 

H:神戸

監督

安達 亮:5.0

スタメン

11田代
有三:7.5、7ポポ:7.0
8マジーニョ:6.5、20杉浦 恭平:6.5
15大屋 翼:6.0、18田中 英雄:6.0
3相馬
崇人:6.0、19岩波 拓也:5.5、35金 聖基(キム・ソンギ):4.5、25奥井 諒:5.5
22山本 海人:5.0

リザーブ

GK:30徳重 健太
DF:5河本 裕之
MF:26高柳
一誠、27橋本 英郎、31松村 亮

途中交代

15大屋
翼→27橋本 英郎:5.0、8マジーニョ→31松村 亮:5.0、11田代 有三→9都倉 賢:5.0

2、得点シーン

A:岡山

1得点目:19久木田 紳吾

8石原 崇兆(クロス)→9荒田
智之(胸で落としパス)→19久木田 紳吾(ダイレクトで、シュート)→ゴール

2得点目:19久木田 紳吾

3後藤 圭太(ロングパス)→35金
聖基=キム・ソンギ(ボールの主導権)→14押谷 祐樹(プレス)→35金 聖基=キム・ソンギ(バックパス)→9荒田 智之(パスカット)→22山本
海人(1対1で、対応)→9荒田 智之(股抜きクロス)→19久木田 紳吾(押し込むシュート)→ゴール

3得点目:9荒田 智之

3後藤 圭太(パス)→18関戸
健二(縦へのグラウンダーのミドルパス)→14押谷 祐樹(裏へ抜け出してドリブル)→19岩波 拓也(カバー)→14押谷 祐樹(裏街道で、かわす)→14押谷
祐樹(シュート)→22山本 海人(セーブ)→9荒田 智之(毀れ球を押し込む)→ゴール

H:神戸

1得点目:11田代
有三

1中林 洋次(フィードミス)→25奥井
諒(クリア気味のロングパス)→7ポポ(オフサイドポジションで、ボールに関与しない囮)→岡山DF(7ポポに惑わされる)→11田代
有三(裏へ抜け出す)→6竹田 忠嗣(懸命に追うも間に合わない)→11田代
有三(GKとの1対1を冷静に浮き球のコースを狙ったシュートを放つ)→ゴール

2得点目:20杉浦 恭平

7ポポ(ドリブル突破からスルーパス)→20杉浦
恭平(トラップからドリブルでの切り返し)→7仙石 廉(スライディングタックルが、足にかかる)→PK→20杉浦 恭平(右隅に蹴る)→1中林
洋次(予測してそちらに飛ぶも届かない)→ゴール

3得点目:11田代
有三

3相馬 崇人(クロス)→11田代 有三(ダイレクトボレーシュート)→1中林
洋次(頭の上を越えていく)→ゴール

3、MOM

「19久木田 紳吾」

途中出場で、2ゴールで、流れを作った。
9荒田
智之が、1ゴール2アシストで、迷ったが、やはり短い時間で、2ゴールという結果を残した19久木田
紳吾を推したいと考えました。
ストライカーらしくしっかり決定機を決める、もしくは、決定機に顔を出せるその嗅覚と決定力は、流石といった感じでした。
今後の活躍を期待したい。

4、レビュー

H:神戸

前線から後ろまで、タレントが揃っている。
また、スタジアムの声が、反響するホームのアドバンテージを最大限活かしていた。
岡山の選手が、声が味方選手に届かなかった隙を突き前半で、3得点。
終盤は、怪我人が、出た影響もあり、追いつかれたが、個の強さやJ2で、反則的なメンバーを揃える選手層を遺憾なく発揮した。
攻撃の個の力は、強く岡山の引いて守る守備を声が届かない影響もあったとはいえ、3得点出来た辺り、その攻撃陣の破壊力は、素晴らしい。
一方で、守り切れなかった守備に関しては、課題を残した。
前半でも岡山に危ない場面を作られかける等、やや不安な部分もあった。
その中で、19岩波
拓也が、高いフィード精度をみせる等、違いをみせていた。
7ポポも何度も決定的スルーパスを通していた。
11田代
有三の決定力の高さも素晴らしかった。
同点に追い付かれたショックはあっても持ってる物は、素晴らしい物があるので、独走態勢を維持したい。

A:岡山

A-1、貴重な経験

声が届かないぐらい応援が、反響するスタジアムの試合。
今後世界に向けて戦っていく中で、貴重な経験になった筈。
後半は、そういった状況でもしっかり守り切り、同点劇を呼びこんだ要因となった。

A-2、14押谷
祐樹の復調

同点ゴールに繋がったドリブル突破とクロスバーに当たるミドルシュート。
本来の持ち味の片鱗をみせた試合だったと思います。
今後はやはり、ゴールやアシストという結果を残していって欲しい。

A-3、ストライカーらしい活躍をみせた19久木田
紳吾

復帰戦で、良いミドルシュートを放った通りスーパーサブとして立場を確立しつつありますね。
あのゴールに迫るプレイは、素晴らしい。
フィジカル面で、まだ、万全ではないかもしれないが、これで、勢いに乗って結果を残して欲しいですね。
ただ、まだスタメンで、起用するまでは、至らない感じです。
2季前もスタメンでは、結果を残せてませんし、その辺りで、結果を残せるようになれるか。
しばらくは、スーパーサブとして、経験を積んで、成長して、良いCFになって貰いたい。

A-4、何故、終盤に強いのか

ずばり「守備意識の高さ」。
守備が、第一にあるので、前半や後半の中盤辺りまで、自分達に鍵をかけている。
その中で、得点して、リードしたりすれば、より守備意識が高くなるし、負けていれば、鍵を開けて攻撃にリスクをかけて攻める。
この辺りが、岡山の粘り強さに繋がり終盤の強さの要因となっている。
ここまで、結果が、残せて居れば、もっと最初からシュートを打って行くべきとかオーバーラップすべきとは、言い難い。
ただ、やはり11桑田
慎一郎とかを見ているともっと打つべきかなと思います。
まぁ、1-0でも3-1でも得失点差は、あるものの同じなので、こういったスタイルもありかなとも思います。

A-5、18関戸 健二のDH

縦への推進力が、素晴らしい。
10千明
聖典や7仙石 廉だとドリブルで、上がった時に奪われるシーンが、何度か目に付く。
そのためフリーでないとなかなかドリブルで、仕掛けない。
18関戸
健二だと見ていて少し怖いが、積極的にドリブルで、駆け上がって行くのは、見ていて爽快。
やっぱり、本職は、DHなのかと感じた。
STだとなかなかボールをキープできないので、消える時間もある。
ただ、現状のチーム状況を考えるとSTで、起用さざる得ないのかと。

5、満足度

10点(10点満点)

3-0のビハインドから終了間際での怒涛の攻撃での同点。
まさにミラクル。
勝てなかったが、勝ちに等しい同点だったかと思います。
こういった粘り強い試合が出来る様になったのは、成長の証だと思います。
これからの巻き返しに期待したいですね。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)

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