2013:J2:12節:A:栃木SC VS ファジアーノ岡山「転換期」
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杉野雅昭
2013年05月04日 18:33 visibility114
栃木VS岡山:1-0
得点者:9サビア
観客数:4702人
1、チーム情報&評点
審判
主審:榎本 一慶:6.0
副審:村井 良輔、三原
純:6.0
A:岡山
監督
影山 雅永:5.0
スタメン
9荒田 智之:5.5
11桑田 慎一郎:5.0、18関戸
健二:5.0
25田所 諒:5.0、10千明 聖典:5.5、7仙石 廉:5.5、26田中 奏一:5.5
5植田 龍仁朗:5.5、6竹田
忠嗣:5.5、3後藤 圭太:5.5
1中林 洋次:5.5
リザーブ
GK:21真子 秀徳
DF:4近藤 徹志
MF:2沢口
雅彦、35島田 譲
CF:8石原 崇兆、14押谷 祐樹、19久木田 紳吾
途中交代
11桑田 慎一郎→8石原 崇兆:5.5、26田中 奏一→19久木田
紳吾:評価不可、7仙石 廉→14押谷 祐樹:評価不可
H:栃木
監督
松田 浩:7.0
スタメン
32近藤 祐介:6.5、8廣瀬 浩二:6.5
28菊岡
拓郎:6.0、11クリスティアーノ:6.5
10高木 和正:6.0、7パウリーニョ:6.5
14管 和範:6.0、6當間
建文:6.5、5チャ・ヨンファン:6.5、17山形 辰徳:6.5
37榎本 達也:6.0
リザーブ
GK:1柴崎 邦博
DF:4大和田 真史
MF:16杉本
真、26中野 洋司、44三都主 アレサンドロ
FW:9サビア、18勝又 慶典
途中交代
28菊岡 拓郎→9サビア:7.0、8廣瀬 浩二→44三都主
アレサンドロ:7.0、32近藤 祐介→16杉本 真:評価不可
2、得点シーン
A:岡山
なし
H:栃木
1得点目:9サビア
44三都主
アレサンドロ(ペナルティエリア内で、パスを受ける)→44三都主 アレサンドロ(岡山の選手を引き付ける)→44三都主
アレサンドロ(クロス)→11クリスティアーノ(胸トラップ)→3後藤
圭太(9サビアのマークを外してボールを奪いに行く)→11クリスティアーノ(胸トラップ後に足で落とす)→9サビア(フリーになり詰めてシュートを放つ)→1中林
洋次(読みで、反応するも逆方向)→ゴール
3、MOM
「9サビア」
終了間際に劇的ゴールを決めた9サビアが、この試合のMOMに相応しいだろう。
堅守が光る両チームで、44三都主
アレサンドロのクロスに11クリスティアーノの落とし。
どれも素晴らしかったが、最後にそれをしっかり決めた9サビアを今回は、推したい。
4、MIP
「26田中
奏一」
突破こそ成功しなかったが、積極的に挑戦するプレイは、素晴らしかった。
後少しで、決定機を演出していたし、良い所が、少ない岡山の選手の中では、頑張りが目立った。
次こそは、勝利に繋がる高精度のクロスやドリブル突破に期待したい。
5、レビュー
H:栃木
スペースをしっかり消すゾーンディフェンスが、上手く機能していたと思います。
岡山は、個で、劣るので、そういった局面を打開をなかなかできない。
組織力の高さは、岡山以上で、この試合を含めて4試合完封を頷ける。
攻撃に関しては、岡山の選手の判断ミスの隙を突いての得点だったが、クロスバーに当たる8廣瀬
浩二のシュートもあったので、そういった積み重ねの成果と言える。
もうしばらくは、この勢いは、衰えないだろうし、ここからPO圏内から自動昇格圏に絡んで行く事をも可能だろう。
A:岡山
A-1:19久木田
紳吾は、STかCFでの起用を希望
神戸戦では、たまたま結果を残せたが、基本的には、STかCFで、起用すべきではないでしょうか。
STに8石原
崇兆を起用してましたが、逆。
得点能力の無い8石原
崇兆をSTで、起用したのは、完全な采配ミス。
松本でもWBで、起用されて結果を残せてなかった訳ですし、そこで、起用するのは、あまりお勧めしない。
A-2:空気のST
18関戸 健二、11桑田 慎一郎、14押谷 祐樹、8石原
崇兆。
誰も満足の行くパフォーマンスをみせれなかった。
激戦地として、期待されたSTの選手層だったが、蓋を開けてみれば、この体たらく。
監督は、試合途中でのシステムチェンジやメンバーチェンジを検討すべきではないかと思います。
ここ数試合そういった取り組みで、結果を残せてましたし、そう感じます。
18関戸
健二が最後まで起用されるのは、プレースキッカーとしてやDHのできるという部分が大きいと思います。
11桑田
慎一郎は、パスセンスがあるもののスピードが無いので、終盤はあまり期待できない。
14押谷 祐樹は、消える時間が多いし、8石原
崇兆が、怖さがない。
14押谷 祐樹の覚醒と17鈴木 崇文の復帰や19久木田 紳吾のスーパーサブに期待したい所。
A-3:35島田
譲スタメン起用するチャンス
やはり、この試合再三のセットプレイのチャンス活かせていたらともミドルシュートという武器があればと思います。
負けてみて4勝しか出来てない訳ですし、そこを打破する一枚として期待される35島田
譲かと思います。
縦への推進力のあるパスは、確かにリズムを崩す可能性もありますが、それだけの魅力もあります。
もしくは、18関戸
健二を本来のポジションであるDHでの起用。
これは、試合途中のオプションとしてありであり、面白いを個人的に考えます。
A-4:個で勝とう
こういったゾーンディフェンスの相手には、スペースが出来ないので、個で、打開する必要がある。
25田所
諒ではなく、8石原 崇兆を左WBや14押谷
祐樹をスタメンで、起用する等の選択肢もあった筈。
岡山は、今季は、上位の個の力に優れるチームに弱い傾向にある。
個で、互角の下位チームには、比較的勝ち点3を得られる可能性は、高い。
岡山の選手構成を考えると些か仕方ない部分がある。
主力選手として期待されている14押谷
祐樹、17鈴木 崇文といった個で、優れる選手が、スタメンで、活躍出来るぐらいになって欲しい。
A-5:11桑田
慎一郎
円滑なパス回しや、的確なポジショニングどれも素晴らしいものがある事は、私も認めます。
一方で、得点演出や得点を奪う能力に関しては、満足の行くレベルでない。
ここまでの彼の実績を考えてもスタメンで、起用し続けるだけの実績を残せていません。
前線からのプレスを精力的に出来るようになった点も評価されるべき点でもありますが、やはりSTというのは、攻撃を一番に考えるべきかと思います。
確かに負けない事は、大事で、トーナメント戦で、言えば良いチームかもしれません。
ただ、これは、リーグ戦であり、やはり負けないより一段上の勝つ事が、出来るチームにならないといけないと思っています。
しかし、岡山の選手層というものを考えた時にやはり、7位ですが、健闘出来ているのが、正直な所です。
今後岡山が、成長して行く中で、11桑田
慎一郎が、生き残るには、やはりゴールやアシストの出来る選手にならないといけない。
これは、11桑田 慎一郎だけではなく、18関戸 健二や8石原
崇兆にも言える事であり、選手には、危機感を持ってプレイして頂きたい。
A-6、失点シーンの3後藤
圭太の判断ミスに関して
今季やはり失点のパターンとして、マークを外されるという事が目に付く。
神戸戦の11田代
有三のゴール、札幌戦の13内村
圭宏のゴールもそれである。
そもそも岡山が、セットプレイで、失点が、多かった理由もマークを付き切れないから。
突き詰めて考えるとそういったマークにしっかり付くという能力の低さが、浮き彫りとなっている。
この辺り、100試合出場を果たして選手ばかりだが、まだ、経験不足とも言える。
勿論、マークを外してでも守りに行く場面やリスクを冒した守備をせざる得ない場面もあるの事実。
そういった事を考えると積極的に守りにいったという事は、しっかり評価したい。
選手が、経験を積む中で、そういった辺りを学んでくれたらと思う。
そして、まだまだJ1で、通用するだけの守備が、出来ていないので、その辺り、しっかり守って攻めれるチームというのを目指して欲しい。
また、類似したケースで、寄せに行く選手の間違い。
この辺り軽微ながらあるので、こちらも判断力を向上させていくべきである。
6、岡山次節希望スタメン&リザーブ
今回の敗戦を受けてメンバーの大幅な入れ替えを希望。
次の私の希望です。
監督
影山
雅永
スタメン
9荒田 智之
14押谷 祐樹、18関戸 健二
25田所 諒、10千明 聖典、35島田 譲、26田中
奏一
5植田 龍仁朗、6竹田 忠嗣、3後藤 圭太
1中林 洋次
リザーブ
GK:21真子 秀徳
DF:4近藤
徹志
MF:7仙石 廉、2沢口 雅彦
FW:8石原 崇兆、19久木田 紳吾、40藤岡 浩介
STで、得点の匂いが、しない11桑田
慎一郎は、ベンチ外。
状態が上がりつつ14押谷 祐樹を先発で、起用。
ネクストから上がった40藤岡
浩介選手のベンチ入りも合わせて希望。
11桑田 慎一郎よりは、得点の匂いは、する。
35島田
譲もセットプレイでの得点力強化の意味を含めてのスタメン起用を希望。
17鈴木 崇文が、大丈夫な場合は、35島田 譲→7仙石 廉、18関戸 健二→17鈴木
崇文、40藤岡 浩介→18関戸 健二も面白いかと。
7、満足度
1点(10点満点)
良い所がほぼなく、ストレスの溜まる試合だった。
無敗記録も途絶えた。
そのため、満足度を最低得点の1点とした。
何より同期に負けた事が悔しい。
しかし、栃木は、確かに強かった。
そして、岡山が、弱かった。
次の対戦では、逆の感想を持てるように次に向けて切り替えて頑張って一歩ずつ再び進んで欲しい。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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