2016:U-16代表:AFC U-16選手権インド2016:準決勝:vsイラク「方向性は間違って居ないので下を向かずに継続を!」その3
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杉野雅昭
2016年10月03日 00:11 visibility135
3、戦評
数値評
良:1~5:悪
攻撃評価:C
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:D
文章評
前の試合でも指摘したロングパスに対する対処の部分と、ハイプレスと劣悪なピッチで前に運べなかった部分が、この試合の敗因と言える。
フィジカルを活かすためにロングパス主体攻めてくる相手に対する経験不足を露呈してしまった。
この部分に対する具体的な対策としては、ロングパスに対しては、しっかりクリアする事。
クリアを大きくかつ正確にしていけば、ロングパスによる攻撃を緩和させることが出来る。
実際に競り勝てていたので、その部分は、しっかりしていきたい。
後は、チームとしてセカンドボールを拾ってそこから攻撃に移る事。
そこから前に運ぶという事が、この試合とUAE戦の後半は、不足していた。
これは、この部分をしっかり克服していきたい。
そして、ハイプレスも高いレベルになると、前からしっかりハイプレスを仕掛ける組織力のあるチームが増えてくるので、自分達のサッカーをずっと続けていく事は難しくなる。
リスクを冒して、パスを繋ぐのか、それとも割り切って前線へロングパスを蹴っていくのか。
この辺り、難しい判断となるが、この試合に関しては、ロングパスで我慢して、僅かな隙を逃さず、2得点奪った。
そういった意味では、この部分を必ずしも変えて行く必要性はない。
チームとして、ドリブルで勝負できるシーンをどれだけ作れるか。
クロスバーやポストバーに当たるシュートが有った事を考えてもそこを決めていれば、勝てた訳である。
リードして相手が、前掛かりになれば、その分スペースが出来て、ドリブルで勝負できるシーンも増える筈である。
それが、出来ていれば、退場者は、向うに出ていたかもしれない。
決して、内容では負けてなかったし、勝機はあった。
ただ、守り慣れていないだけというのが、正直な感想。
やはり結論から言えば、個人的には、ロングパス主体で攻められても、ドリブルで勝負できるシーンを如何に作れるかという部分に集約されている。
地上戦の守備関しては素晴らしく、空中戦に関しては、しっかり競り勝てる部分に到達している。
ディエルで負けていない以上、実践的なテクニックの向上。
ハイプレスを受けても状況をしっかり把握し、パスを繋いでゴール前に運べるスピードと視野の広さ。
止める蹴るの技術は非常に高くてもコントロール・オリエンタードといったパスサッカーの本当のテクニックをよりできる選手を増やしてパスサッカーのスピードアップに期待したい。
この世代を見ても体格に劣るという程小さい選手ばかりではなく、高さのある選手も増えて来たので、鳥栖や名古屋の様に高さを武器に戦っているチームも増えて、より幅広いチームが増えてくれば、こういった部分もより改善していくのではないか。
日本のアンダーでの代表が、アジアの舞台で、トップ争いも出来るのもJリーグが上手く機能しているからではあるもののまだまだ至らない点もある。
そういった部分を改善し、レベルの向上が著しいアジアで如何に勝っていくかという課題と向き合って行って欲しい。
そして、まだまだ若い世代という事もあり、この試合で敗戦したものの既に出場が決定しているU-17WCで、9久保 建英を中心により成長した姿をみせてくれると信じている。
試合評
MOM:ダウード(イラク)
MIP:11宮代 大聖(日本)
満足度:4点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
数値評
良:1~5:悪
攻撃評価:C
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:D
文章評
前の試合でも指摘したロングパスに対する対処の部分と、ハイプレスと劣悪なピッチで前に運べなかった部分が、この試合の敗因と言える。
フィジカルを活かすためにロングパス主体攻めてくる相手に対する経験不足を露呈してしまった。
この部分に対する具体的な対策としては、ロングパスに対しては、しっかりクリアする事。
クリアを大きくかつ正確にしていけば、ロングパスによる攻撃を緩和させることが出来る。
実際に競り勝てていたので、その部分は、しっかりしていきたい。
後は、チームとしてセカンドボールを拾ってそこから攻撃に移る事。
そこから前に運ぶという事が、この試合とUAE戦の後半は、不足していた。
これは、この部分をしっかり克服していきたい。
そして、ハイプレスも高いレベルになると、前からしっかりハイプレスを仕掛ける組織力のあるチームが増えてくるので、自分達のサッカーをずっと続けていく事は難しくなる。
リスクを冒して、パスを繋ぐのか、それとも割り切って前線へロングパスを蹴っていくのか。
この辺り、難しい判断となるが、この試合に関しては、ロングパスで我慢して、僅かな隙を逃さず、2得点奪った。
そういった意味では、この部分を必ずしも変えて行く必要性はない。
チームとして、ドリブルで勝負できるシーンをどれだけ作れるか。
クロスバーやポストバーに当たるシュートが有った事を考えてもそこを決めていれば、勝てた訳である。
リードして相手が、前掛かりになれば、その分スペースが出来て、ドリブルで勝負できるシーンも増える筈である。
それが、出来ていれば、退場者は、向うに出ていたかもしれない。
決して、内容では負けてなかったし、勝機はあった。
ただ、守り慣れていないだけというのが、正直な感想。
やはり結論から言えば、個人的には、ロングパス主体で攻められても、ドリブルで勝負できるシーンを如何に作れるかという部分に集約されている。
地上戦の守備関しては素晴らしく、空中戦に関しては、しっかり競り勝てる部分に到達している。
ディエルで負けていない以上、実践的なテクニックの向上。
ハイプレスを受けても状況をしっかり把握し、パスを繋いでゴール前に運べるスピードと視野の広さ。
止める蹴るの技術は非常に高くてもコントロール・オリエンタードといったパスサッカーの本当のテクニックをよりできる選手を増やしてパスサッカーのスピードアップに期待したい。
この世代を見ても体格に劣るという程小さい選手ばかりではなく、高さのある選手も増えて来たので、鳥栖や名古屋の様に高さを武器に戦っているチームも増えて、より幅広いチームが増えてくれば、こういった部分もより改善していくのではないか。
日本のアンダーでの代表が、アジアの舞台で、トップ争いも出来るのもJリーグが上手く機能しているからではあるもののまだまだ至らない点もある。
そういった部分を改善し、レベルの向上が著しいアジアで如何に勝っていくかという課題と向き合って行って欲しい。
そして、まだまだ若い世代という事もあり、この試合で敗戦したものの既に出場が決定しているU-17WCで、9久保 建英を中心により成長した姿をみせてくれると信じている。
試合評
MOM:ダウード(イラク)
MIP:11宮代 大聖(日本)
満足度:4点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
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