2016年ファジアーノ岡山総括(選手編)15~26その2

FW:20藤本 佳希

評価:D

リーグ戦では、十分な出場時間と十分な決定機こそあったが、それを結果に結び付けられなかった。
逆に天皇杯では、札幌や鹿島戦で、得点を奪うなど、潜在能力の高さを見せた。
デビュー戦では、フィジカルの強さや創造力という可能性も見せたが、2戦目以降は、そこまでパフォーマンスが発揮できず、結果が出ない事で、ゴール前での冷静さを欠いた。
2年目では、自らの殻を破り、リーグ戦初ゴールからの大爆発に期待したい。

MF:21加地 亮

評価:C

ポジショニングと視野の広さ、体の使い方、1対1での対応。
J2であれば、高い安定感のあるプレーを見せた一方で、久々のゴールを決めたシーズンであったが、攻守両面での個の力を感じる事が出来るシーンは少なかった。
しかし、ベテランの味を出したプレーは、チームに落ち着きを齎し、ファン感に関しては、文句なしのMVPだった。

GK:22椎名 一馬

評価:E

最後まで1中林 洋次の牙城を崩せなかった。
出場機会のあった天皇杯では、最終ラインで鼓舞し、高い存在感を放った。
また、ベンチからの鼓舞も各方面で伝われており、精神面での大きな存在であった。

FW:24赤嶺 真吾

評価:A

プレーオフ準決勝で、劇的決勝ゴールを決めた。
最後まで夢を見せてくれた選手で、ボールを収める技術が高く、シャドーの選手を巧く使って、その潜在能力を引き出した。
献身的な守備もしっかりこなし、出場時間も長く、チームの核として機能していた。
一方で、献身的過ぎて、得点からは遠ざかったが、チームメートは勿論、サッカーマニアからの評価は高く、まさに目に見えない貢献度は、地味ではあったが、凄かった。

MF:25酒井 宣福

評価:D

チーム事情などもあり、持ち味を発揮するまでには至らなかった。
しかし、数少ない出場機会の中で、フィジカルの強さを活かした突破や1対1での攻防、高いボール奪取力。
素晴らしいプレーがあっただけに、勿体ないシーズンだった。

MF:26田中 奏一

評価:D

怪我で、出場機会が少ない上に、良い時と悪い時の差が激しく、ある試合では、オウンゴールを喫してしまったり、異常な程のミス回数が目立ち、ハーフタイムで、交代させられた事もあった。
持ち味であるドリブル突破も影を潜めたが、自身2度とないだろうという素晴らしい弧を描いてのゴールを決めた事もあり、こういったプレーを増やして行き、年間を通して、戦力としての活躍に期待したい。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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