2016:天皇杯:決勝:鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ「クラブワールドカップ後に凄みが増した鹿島」その2

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

鹿島

攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:B

川崎

攻撃評価:C
守備評価:D
采配評価:C
総合評価:C

文章評

狭い所でしっかり崩すというスタイルで初タイトルに挑んだ川崎。
立ち塞がるのは、先日のクラブワールドカップで、アジア勢初の準優勝という堂々たる結果を残した鹿島。
やはりというべきは、スロースタートだった鹿島だが、得意のセットプレーで先制するとそのまま前半終了。
川崎もパワスワークで崩して、ゴール前に迫るシーンを何度も作る。
しかし、前後半、延長を通して、ポストなどに嫌われるシーンもあり、一度は追いつくも逆転ゴールを奪えず、逆に勝ち越しを許した。
川崎は、14中村 憲剛のスルーパスから決定機を作る事が出来ていたが、なかなか得点に繋がらなかった。
ただ、その中でも26三好 康児も成長著しく、ドリブルからスルーパスなどで、チャンスメークし、川崎にも流れを呼び込んだ。
鹿島は、若手とベテランが巧く融合し、自分たちのサッカーを貫いた。
4-4-2のバランスのとれた組織力と1人1人の高い守備意識と奪取力で、堅い守備を構築。
一度は同点に追いつかれるも勝ち越し時間を巧く使い、逃げ切った。
主力が抜けて監督も代わる川崎に対し、来季は今季以上の戦力が整うと思われ監督も続投。
川崎としては、このメンバーで勝ちたかったが、残念ながら今回もタイトルには届かなかった。
逆に鹿島は、19冠目という驚異の数字で、鹿島ここにありというシーズンであった。

試合評

MOM:22西 大伍(鹿島)
MIP:26三好 康児(川崎)
満足度:7点(10点満点)

Jリーグから世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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