出逢いと再会

今回の岩手行きでは、
お見送りという任務のほかに、
快癒後の楽しみ、
酒器探しを目的にしてました。

平泉は藤原三代の影響で、
秀衡塗という漆器があります。
温泉ホテルで見つけましたよ。
菱形の模様が秀衡塗です。

朱色が僕のです。

そして鉄器も探しましたが、
中尊寺のそばで専門店に出会いました。

そこでめぐり会ったのが、
これです。
一品ものです。
お店の女将さんが
もってけ泥棒
状態で大値引きしてくれました。

黒光りがたまりません。
轟天号にも通じるフォルムです。

早速使ってます。
毎日なでてます。
お湯、旨いです。

そして今回の旅で、もっと嬉しい再会がありました。

震災からの復活を、一関駅前のお酒屋さんで確かめました。
製造は今年の11月の日付です。


店頭で目にしたとき、
涙が出そうになりました。
福来より先に見つけてしまいました。

飲酒解禁となりましたが、
落ち着いて封を切りたいと思います。

お帰り

といった心持ちです。