生が一番

普通の勤め人で、
今日休めなかったので
昨日夕方、帰宅いたしましたよ、山中湖から。

土曜の日記でご紹介しましたが、
僕の師匠が山中湖国際音楽祭に出てまして、
応援というか、
師匠の顔を拝みにというか、
不義理のお詫びというか、
行ってまいりました。

金曜の晩から日曜の晩までの三日間の音楽祭ですが、
土曜の晩と日曜のマチネを聴きました。
師匠の尺八・箏・パーカッションのアンサンブルのほかは、
主催者で音楽監督のオーストリアの兄弟ピアノデュオ、
多国籍弦楽トリオ。

野球と一緒でやっぱり生ですね。

うちの師匠の演奏は二曲聴きました。
一曲は世界初演ですが、
もう一曲は、師匠初リサイタルのときに委嘱初演した曲です。
来年で20年目を迎えます。
初演の時のことを考えると、
ほろりとしてしまいました。

そして、兄弟ピアノデュオのリストのハンガリー狂詩曲
こちらが狂い死にしそうな大迫力。
会場はこじんまりとしたホールなので、
ペダル遣いはもちろんですが、
息遣いまでよーく聞こえました。

繰り返しますが、音楽も野球も生ですね。

土曜の晩、演奏会ののち、師匠と奥様(箏プレイヤーです)と
お話しできました。
貢物の赤霧島とドルチアの焼き菓子をお渡ししました。
そのうえでこれまでの経緯をお話し、
話題はいつしか、今の日本の作曲家のことに…。

骨太の曲をかける人がいない、
メロディもリズムもない曲のどこがおもしろい?
などと好き勝手なことを言わしていただきましたが、
最終的には二人とも

嗚呼、伊福部先生
ということになりました。


日曜日の朝は
昼飯の調達と土産物を買いに、
山中湖畔に出ました。
ちょうど会場兼宿は山中湖南岸ですから、
富士山が見えません。

福岡の女である、うちの奥さんは
富士山を見ると言って張り切っていたのですが、
みえません。
30分ほど歩いて、
そろそろマチネの時間だし、着替えに帰ろう
と振り返ると






























































甘食ではありません。

色はどす黒いですが、富士山です。

幕張の横断歩道からしか見せたことのなかった霊峰を
見せることができました。

ありがとう、富士山。

来年もまた行くことになるでしょう。
来年は8月26日〜28日に開催されるそうですよ。
全部行こうかなと思ってます。

今回の心残りはほうとうを食べられなかったことです。
来年は真夏の太陽のもと、
ふぅふぅ言って食べましょうね。

















追伸 
甘藷ちゃんです。
もうすぐ収穫でしょうか。

焼き芋大会できるほど、なっていることを願います。
明日からのイーグルス戦三連戦の勝利とともに。










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