ファンタジスタよ、永遠に！

イタリアのユベントスに所属するアレッサンドロ・デルピエロが、
今シーズン限りで退団するという報道が出ているようですね。

同世代を代表する選手だったし、

世界に誇るファンタジスタだっただけに、とても残念でなりません。

思えば、高校のサッカー部のユニフォームがユベントス型だったので、
何となくユベントスというチームには愛着があってね。

ちなみに当時は、同じ地区の強豪校が

イタリア代表をモチーフにしたユニフォームだったので、
それに対抗したわけだったけど、実力では敵うはずもなかった…（笑）

あの頃、ユベントスのバンディエラといえばロベルト・バッジョだったから、
みんなロビーを目指していたわけだけど･･･

気がつかないうちにディノ・バッジョになっていったような（笑）

それはともかくも、デルピエロはロベルト・バッジョがチームを去った後、

ずっと10番としてユベントスを支えてきたし、

カルチョスキャンダルでセリエBに降格したときも、

いち早く残留を宣言するなどチーム愛に溢れた選手でした。

今では、クラブの最多得点記録を記録し、

クラブの歴代最多出場記録も更新するなど、正にクラブのシンボル。

フットボールには別れがつきものとはいえ、

今回のニュースには寂しい気持ちでいっぱいになります。

膝に大怪我を負って以降は、
プレースタイルがよりストライカー的な色彩を帯びたと言われることがあるようですが、
ボールをもったときのプレーは天下一品でした。

左サイドからカットインで持ち込んで、
右足で巻きながらゴールを狙う、

いわゆるデルピエロゾーンからのシュートは芸術そのもの。

どんな決断を下そうとも、ボクの心のなかで、ファンタジスタは永遠です！