巨人4-8阪神　あっけなく終わりました．ということでCS総括．

簡単に巨人の今年のCSを総括しておきます．

　私の予想では，競った試合になるだろうから，巨人の粘りとアドバンテージが効いてギリギリで勝ち抜くと思っていましたが，予想以上に巨人の投手（特に先発投手）が打たれてしまって，勝負が後手後手に回りました．これが最大の敗因でしたね．勝機があったのは第３戦でしたが，2-2となった７回以降の中継ぎ勝負で，山口が打たれてしまってアウトでした．これも，ＳＫＹが今年は不安定だったのがＣＳでも出たのかなあという所です．

　打つ方は，阿部の不調（打率125）を，本来カバーする筈の坂本（133）・長野（200）が全くカバー出来ませんでした．これはレギュラーシーズンにも現れていたことですね．

　個別の成績では，最多勝（メッセンジャー投手），最多セーブ（呉投手），首位打者（マートン選手），最多打点（ゴメス選手）と，阪神の選手が巨人の選手を上回っていて，それがそのままＣＳの結果に出たという感じです．唯一対抗できた，菅野（最優秀防御率）が出られなかった訳で，まあ，ＣＳで負けるのも仕方がないかと思います．

　・・・というより，巨人はよくレギュラーシーズン優勝できたなあと，今は思ってしまうほどです．原さんの采配の力もあったとは思いますが，結構，レギュラーシーズンはツキもあったのでしょう．

　最後に，阪神と阪神ファンの皆さん，ＣＳ突破おめでとうございます．本当にＣＳでの阪神は強かったです．日本シリーズに出場するのにふさわしいチームだと思います．セリーグ代表としてガンバってください．

*個人的に嫌なのは，これでまた，巨人は外部補強に走るだろうということです．