巨人:2011ドラフト結果について(10/27, 258,206,野球2,総合4)

結果は以下の通りです。

1位     松本 竜也(18)     左投    英 明 高
2位     今村 信貴(17)     左投     太成学院大高
3位     一岡 竜司(20)    右投      沖データ学院
4位     高木 京介(22)     左投     国学院大
5位     高橋  洸(18)     右内野     日本文理
6位     江柄子裕樹(24)     右投     東 芝
7位     田原 誠次(22)     右投     三菱自動車倉敷

育成
1位     森 和樹 (18)    右投     市柏高
2位     土田 瑞樹(21)     右投     四国IL愛媛
3位     柴田 章吾(22)     左投     明治大
4位     芳川 庸(18?)     捕     洛北高
5位     雨宮 敬 (24)    右投     BC新潟
6位     渡辺 貴洋(19)     左投     BC新潟

・菅野を外したのは残念です。しかし,ルールですから仕方ないでしょう。

・本ドラフトで7名,育成で6名の指名を行いました。どちらも予想より2名ずつ程度多いです。
特に,先日の育成選手の大量解雇から,育成を減らすのかと思ったらそうではありませんでした。これは,ある意味喜ばしいことです。ただ,木村正を首にしてまで,獲得しなければならない選手ばかりかというと,個人的には疑問を持ちます。
 本ドラフトが7名と多い分,今後,当初思っていたより多くの支配下選手が戦力外(または育成扱い)になると思います。

・全体的に投手ばかりです。本ドラフトで左投手3名・右投手3名で7名中6名が投手,育成で右投手3名・左投手2名で6名中5名が投手です。このうち,左投手については,1軍で「使える」左投手が先発もリリーフも少ないので,まとめて指名する(競争させてレベルを上げる)というのはわかりますが,余り気味の右投手を本ドラフト・育成ドラフト合わせて6名も指名する必要があったのか,私は疑問に思います。

・内野手不足なのに,指名したのは1名だけというのも不満です。昨年,育成で内野手を多量に指名したとはいえ,いずれも,守備型の選手ばかりであり,田中大・大田・中井・山本のような強打者型の選手はいませんでした。5位の高橋は,大型三塁手とのことですが,なんとなく「大型野手は,育てるのに時間がかかるから,外部から補強する。」というかつての思想が復活してきているようで個人的には気持ちが悪いです。まあ,入団後に投手から野手へのコンバートを考えている選手がいるのかもしれませんが・・

・即戦力になりそうなのは,4位:高木,6位: 江柄子と7位:田原くらいであり,最近の巨人の傾向である将来性重視のドラフトとなりました。というか,即戦力としては菅野しか考えていなかったように思えます。
 松本投手は,「左投手,大型投手,高卒」ということで,良い素材かもしれませんが,時間はかかるように私には思えます。今村投手も同様です。
 ということで,本ドラフトを評価できるのは数年先になるでしょう。

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