巨人3-2中日 いろいろな意味で大きな勝利

・内海がエースらしい好投で8回2失点で初勝利.

 4回には,村田・阿部のエラーで足を引っ張られながらもその後のピンチを抑えたところがすばらしかった.また,8回まで投げてくれたことで,登板過多の山口を休ませることができた.



・中日のエース:吉見投手に黒星をつけたこと.

 登板日を繰り上げてあえて中5日で吉見投手をぶつけて勝ちにきた中日を負かしたという点でも大きい.


・新抑えの西村が,1点差で初めて登板し,無事セーブをあげたこと.
 基本的に気の小さい選手なので,1つ1つ成功例を積み重ねていくことが必要.


・高木監督は落合元監督よりも勝負が早いということがわかったこと..

 この時期に,中5日で吉見投手を巨人にぶつけてきたこと,リードされている展開で,勝ちパターンの山井・浅尾投手を投入してきたこと,代打の切り札:山崎選手を,売り出し中の平田選手に代えて4回に使ったこと,いずれも,去年までの落合監督なら4月のこの時期の采配としては考えられないことでした.

 落合さんは,とにか くシーズン序盤は戦力を温存して(場合によっては露骨に負けゲームを作って)主力に無理をさせませんでした.また、負け試合の中で新戦力を模索していました。それが,ベテラン中心のチームであるにも関わらず,2010年や2011年のペナント後半でのチームの快進撃・優勝につながりました.今シーズンの最終的な結果がどうなるかわかりませんが,少なくとも原監督としては,落合さんより高木さんの方が戦いやすいでしょう.

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