巨人契約更改その１：宮國と小山の契約の謎

　契約更改がどんどん進んでいますが，それを見ていて気づいた事柄をいくつか述べたいと思います．まずは，宮國と小山です．

・小山（25才，3年目，2010年ドラ4）の3年間の成績

2011年　3試合13回 0勝0敗， 防御率3.46 年俸  720万円

2012年 10試合43回 2勝2敗1H， 防御率1.87 年俸  820

2013年 10試合35回 0勝2敗1H， 防御率3.86 年俸1,800

2014年 年俸1,800

・宮國（21才，3年目，2010年ドラ2）の3年間の成績，

2011年　1軍登板なし 年俸  600万円

2012年　17試合97回 6勝2敗，防御率1.86 年俸  630

2013年　17試合87回 6勝7敗，防御率4.93 年俸1,600

2014年 年俸1,600

ということで，3年間の成績「23試合91回，2勝4敗2H，防御率2.86」の小山が同じく3年間の成績「34試合184回，12勝9敗，防御率3.31」の宮國を上回っています．これ，おかしいよね？昨年の時点で，小山＞宮國もおかしいと思ったけれど，今年の小山の成績で現状維持はないだろう・・・．しかも，宮國は開幕投手ですぜ？

ということで，起用では宮國の方が圧倒的に優遇されていますが，契約では小山の方が優遇されているという謎でした．