「巨魁」からわかる原さんと清武さんの共通のミスは

・自分の言うことを聞く子飼いのコーチで固めようとしたことだと思います。その点では、二人の利害は一致した訳ですね。清武さんは、スカウティングや選手育成に(米国のやり方に見習った)新しいシステムを導入しようとしていたので、それに異を唱える古株のコーチは煙たかったのでしょう。

・岡崎は、全く原監督をコントロール出来ていないのは明らかなのに、岡崎をヘッドコーチにすることに固執したのは、彼が清武さんにとって子飼いだったからでしょう。「巨魁」でも繰り返し岡崎をほめています。その点では、「岡崎では原をコントロールできないから、江川を入れるべき。」というナベツネさんの発想は、(やり方は別として)正しかったと思います。

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