原さんがボウカーにこだわる訳

小笠原(39才)、高橋由(37才)の後がまとして考えているからだと思います。

亀井は伸び悩んでいるし、二軍を見ても、長打を打てる外野手・一塁手と言うと大田しかいない(と原さんの目には見える)ので、大田がまだ使えないとわかった以上、まだ29才と若いボウカーを使い続けているのだと思います。

小笠原・高橋由の後がまが必要でそのために目前の試合をある程度犠牲にするという考え方までは同意できます。

同意出来ないのは選択肢がボウカーだけという点と二軍の調整機能を一切使わない点です。

以下は愚痴です。

中井は、内野手登録で一塁も守れます。また、高校時代は外野手兼投手でした。プロになってからは守ってないかもしれませんが、少し練習すれば、今のボウカーくらいは守れるでしょう。また、田中大は一塁手兼外野手です。ボウカーが絶不調の時も、この二人を選択肢に加えない事が不満です。

もう一点は、調子の悪い野手を二軍で調整させるという発想が皆無という点です。坂本・長野・阿部・村田といった原さんが枢軸と位置づける野手については不調でも一軍に常駐させる事には賛成します。しかし、それ以外の野手については、調子の悪い時は二軍に落とし、代わりに二軍の調子のよい選手を使うようにしないとせっかくの選手層の厚さが生かせません。「ボウカーの能力>中井・田中大」を認めるにしても、「調子のよい中井・田中大>調子の悪いボウカー」くらいは認めてほしいものです。また、調子の落ちた時は、二軍の試合・練習で調整して調子が戻ったら一軍に戻すというやり方も使ってほしい。

舎人さんが原さんの若手登用の傾向から、「秋季・春期のキャンプで原さんにアピールしない限り、シーズン中に使われる事はない。」という主旨の事を書かれていますが、これですと、シーズン中にいくら二軍で成長しようと、来シーズンまで使われる事はない事になってしまいます。その選手の旬の時を逃す訳で不合理です。

何とかならないかなあ!

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