巨人3-3ヤクルト　代走：鈴木の威力ってすごい（6/24、311,215、野球3、総合8）

3-3の11回裏。二死無走者から、谷が内野安打で出塁。代走に鈴木が出ると、ヤクルトベンチは、捕手をベテラン相川選手から若手だが強肩の中村選手に、投手を、フォームの大きい押本投手から、クイックモーションの速い平井投手に代えてきました。

　バッテリーの両方を代えさせるって、代走：鈴木の威力ですね。

　平井投手はクイックは速いものの、鈴木を気にしすぎて2ボールに。打席の亀井は、3球目の真ん中付近に来た直球を狙い打ったものの打ち損じでセカンドフライ。引き分けでゲームセットでした。亀井が打っていればベストだったのですが残念でした。作戦的には、相手を十分苦しめましたけど・・

　まあ、今日は、先制こそしたものの、後は追いかける展開だったし、特に10回表に3-2と勝ち越された時は駄目かと思いましたが、10回裏にヤクルトの抑えのバーネット投手を長野・坂本が打ってよく追いつきました。価値ある引き分けといえるでしょう。3連戦全体をみても、内容的には3連敗してもおかしくない内容だっただけに、1勝1敗1分けとできたのはよかったと思います。交流戦で見せた、投打の好調さはリーグ戦再開後も示せていると思います。例外は福田と澤村ということで・・・（澤村は交流戦のままか・・・）。

　今日、矢野が上がってきて、落ちたのは小笠原ではなく石井でした。石井は14日以降出番が全くありませんでしたから、故障なのかもしれません。ただし、野手のサバイバルは続いていて、来週前半の広島戦で5番手先発のゴンザレスが上がってきたときか、後半の中日戦で6番手先発の東野（？）が上がってきた時に、野手が一人落ちることになります。
降格候補は

本命：小笠原・矢野
対抗：谷・亀井・古城

といった所でしょうか。今日の谷の最後のヒットも、危機感のあらわれかもしれません。