｢今年の巨人は爺さんとガキばかりだな｣

｢まるで大戦末期の日本海軍みたいだ。｣
｢シメシメ、今年の巨人はBクラスだ！｣

上記のセリフは、１９６５ー１９７３年のＶ９後、王さんや移籍組の張本さんらの活躍で一時盛り返したものの(１９７６ー１９７７年はリーグ優勝)、１９７８年は優勝を逃した巨人に対して、マンガ家のいしいひさいちさんが｢頑張れ！！タブチくん！！｣の中のヤクルトのヒロオカ監督に言わせたモノです。日本海軍が出てくるのは、１９７８年の優勝監督である広岡さんが、｢私の海軍式野球｣なんて本を出していたからで、時代を感じますね。

このヒロオカさん(いしいさん)の予言通り、１９７９ー１９８０年と巨人は優勝を逃し、１９８０年オフに長島監督解任、王さん引退、藤田監督就任、ドラフトで原さん獲得と激動の時代を迎えます。

そして、１９８１年以降は、江川、西本、定岡らの投手陣と、原、中畑、篠塚、松本らの若手野手の活躍で復活していくのです。

さて、歴史は繰り返すのでしょうか？