日本シリーズ第5戦:日ハム2-10巨人、やったね、ボウカー!
-
元大阪爺
2012年11月02日 00:28 visibility497
日本シリーズの初戦・2戦目の巨人の流れを作ったのが、ボウカーの初戦の3点本塁打とすれば、3・4戦目の流れをつくったのが、日ハムの稲葉選手の3戦目のソロホームラン。そして、その流れを巨人に引き戻したのが、この試合のボウカーの先制ツーランだといえるだろう。
統一球といえど、スモールボールだけでは勝てない。4戦目から5戦目のボウカーの本塁打が出るまで、バントでいくらランナーを進めても点がとれなかったのだから。むしろ、統一球だからこそ、本塁打をうてる打者は貴重だということを、今回のシリーズは示していると思う。
これでボウカーの日本シリーズでの成績は、
14打数3安打1四球、2本塁打、7打点、10塁打、打率.214、出塁率.266、長打率.714、OPS.980
となって、打率は低いが、本塁打と打点で日本シリーズの二冠王である。この成績に加えて、試合の流れということを考えるのなら、5戦目までのMVPは間違いなくボウカーだろう。
また、エドガーの活躍もうれしかった。エドガーもボウカーも2軍に落とされたけど、2軍でも、腐ることなくまじめに野球をやっていた。エドガーはまじめすぎて、2軍の審判の判定にも文句を言っていたほどだから・・・
私はエドガーもボウカーも巨人の生え抜きのような気がして、彼らの活躍が本当にうれしい。来季も巨人に残って活躍してほしいと思っている。
・しかし、高橋をベンチにおいて、DHをエドガーにするとはびっくりした。昨日の小笠原起用ではミスった原監督だが、本日はボウカー・エドガー・加藤の起用が見事に当たった。
・今日の加藤の「死球」と多田野投手「危険球」退場には、日ハムファンはお怒りだろうが、一言だけ加藤の弁護をさせてもらうのなら、「加藤も生き残りに必死なのだ。」ということである。
・第6戦は、第2戦でボウカーが全く打てなかった武田勝投手先発なので、ファーストのスタメンはエドガーだと思う。
-
navigate_before 前の記事
ドラフト前後の巨人の捕手・野手の年齢構成
2012年10月31日 -
次の記事 navigate_next
CSでの巨人選手のポイントから見るMVP
2012年10月24日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件