2012年巨人育成選手回顧その3(柴田・雨宮・渡辺)
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元大阪爺
2012年12月29日 00:42 visibility1186
柴田 章吾(23才) 175cm 73kg
2012年2軍登板無し
・スリークォーターからの140km/h前後のストレートとスライダーが武器の2011年育成3位の左投手。高校時代から、難病であるベーチェット病を乗り越えて頑張っていることで話題になった投手であるが、大学(明大)ではあまり成長することが出来ず、複数のドラフトのサイトで巨人の獲得(育成3位)に疑問符がついていた。上記のように2軍での記録はないが、5月にフューチャーズで2回リリーフ登板して2度とも無失点に抑えた.その他は第2二軍で7度リリーフ登板し,4度は合格点の投球をしている。しかしながら、後で述べる渡辺(20才)が柴田よりずっと多く起用されているし、同期の高木京(23才)は1軍での主力リリーフ投手となった。率直にいって、柴田の立ち位置はかなり厳しいと思う。来年、相当成長したところを見せない限り、来オフには戦力外になっていると思う。
・スリークォーターからの140km/h前後のストレートとスライダーが武器の2011年育成3位の左投手。高校時代から、難病であるベーチェット病を乗り越えて頑張っていることで話題になった投手であるが、大学(明大)ではあまり成長することが出来ず、複数のドラフトのサイトで巨人の獲得(育成3位)に疑問符がついていた。上記のように2軍での記録はないが、5月にフューチャーズで2回リリーフ登板して2度とも無失点に抑えた.その他は第2二軍で7度リリーフ登板し,4度は合格点の投球をしている。しかしながら、後で述べる渡辺(20才)が柴田よりずっと多く起用されているし、同期の高木京(23才)は1軍での主力リリーフ投手となった。率直にいって、柴田の立ち位置はかなり厳しいと思う。来年、相当成長したところを見せない限り、来オフには戦力外になっていると思う。
雨宮 敬(25才) 174cm 88kg
2012年2軍成績 2試合3回、防御率0.00、WHIP0.33、四球率0.0、三振率15.0
140km/h台のストレートとカーブ・スライダー・フォークを使う右投手。新潟BCリーグ:アルビレックスから、橋上コーチ(アルビレックス監督)・渡辺投手とともにやってきた2011年育成5位の右投手である。2軍公式戦での登板は2試合にとどまるが出色の成績である。フューチャーズも入れると5試合に登板して3度結果を出している。第2二軍では、先発5度を含む10試合に登板して8試合については結果を出した。さらに、フェニックスリーグに抜擢され、1試合の先発を含む6試合に登板してすべての試合で結果を出した。土田と共に支配下に近い投手である。ただし、年齢が上な分、来季に支配下登録されないと、それ以降は厳しいかもしれない。
渡辺 貴洋(20才) 172cm 70kg
2012年の2軍成績 2試合0回、自責点1
140km/h弱のストレートとスライダーをスリークォーターから投げる小柄な左投手。2011年の育成6位で最後に指名され、橋上コーチ・雨宮と同じく新潟BCリーグ:アルビレックスからやってきた。2軍の公式の記録は上記の通りで評価のしようがないが、フューチャーズでは5度投げて4回合格点の投球だった。第2二軍では1度の先発を含んで16試合に投げて結果が悪かったのは3度だけである。フェニックスリーグにも抜擢されて7試合に投げ、4回合格点の投球だった。独立リーグ経由とはいえ、高卒2年目でまだまだこれからの選手である。来季は、2軍公式戦での登板を増やすこてとが目標となる。
2011年の巨人のドラフトは、本ドラフト7名と育成ドラフト6名を合わせて13名指名し、その内11名が投手(本ドラフト6名、育成ドラフト5名)という徹底した指名だった。その理由はドラフト時点で、投手力に大きな不安を抱いていたからである。さらに、菅野を外したので、ドラフト下位では残っている投手で少しでも使えそうな投手なら指名するという方針だったように思う。本ドラフトの6名が2012年のシーズンでそれなりの結果を出したので、逆に育成の5名にとっては2013年は厳しいシーズンとなる可能性がある。柴田に加えて、雨宮あたりも、来季の成績によっては、戦力外となるかもしれない。
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