2/16 巨人紅白戦:投手評価
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元大阪爺
2013年02月16日 22:56 visibility906
今日はG+で観戦です。9回表の紅組の攻撃の途中で中継は終わったのでそこまでしかわかりません。その時点では,紅2-4白でしたが,無死1・2塁の紅のチャンスでした。
前回同様投手の評価を先にします。
特に良かった投手(*は左投手):3名
・高木京*
3回3安打無失点。直球135km/h前後,カットボール130km/h前後,スライダー120km/h前後,カーブ100km/h前後。直球に切れがあり,空振りが取れる。ゆるいカーブも有効だった。先発でもやれると思うが,やはり中継ぎでいてほしい。
・小山
3回2安打無失点。直球が140km/h前半,シュートらしい球が135km/h前後,スライダー125km/h前後,カーブ105km/hとフォーク。今日はカーブの制球もフォークの切れも今一つだったが結果を出した。脇谷にヒットを許したが,素早い牽制で刺した。先発でいけるが,あぶれたら,勝ちパターンの中継ぎでもロングリリーフでもいける。
・阿南*
2回1安打1四球で無失点。直球140km/h弱でスライダーが125km/h前後。球に切れがあった。私は阿南を酷評していたが反省します。左リリーフとして,現時点で岸や今村より上だろう。
まずまずだった投手:3名
・菅野
前日記を参照。本人も50点と言っているようだし,今後の上積みを期待しましょう。まあ,ルーキーの実戦初登板としては上々だと思う。
・宮國
菅野が紅組の先発なら,宮國は白組の先発。2回1安打1四球1エラー(ロペスのエラー)で無失点。2回表に,ロペスに足を引っ張られて二死満塁のピンチを迎えたが抑えた。生で見られなかったので急速は不明。まあ,順調だと思う。
・西村
1回1四球無失点。直球が140km/h前半,スライダー125km/h前後,シュートが140km/h前後,フォークの球速は不明。四球から一死二塁,二死3塁のピンチを迎えたが落ち着いて抑えた。去年の成績が自信となって表れている気がする。
今一つだった投手:2名
・アコスタ
1回1四球1本塁打で2失点。直球145km/h前後,縦のスライダーかフォークが125km/h前後。二死一塁から,横川にカットボールかスライダーのような球を右翼に本塁打された。しかし,その後スイッチが入ったのか,次の中井を3球三振に打ち取った。まあ,次の登板に注目だが,とりあえず,抑え争いでは西村が一歩リード。
・野間口
9回に出てきて,ヒットと四球で無死1・2塁とした。その後はどうなったかしらないが,去年までの野間口だった。
駄目だった投手:1名
・田原
2回を1四球6安打で4失点。特に,8回に二死ランナーなしから,5連打されて3点取られたのは痛かった。直球が135km/h前後,スライダーが120-125km/h,シュートが125km/h,シンカーらしい球が110km/h,カーブが100km/h前後。いろいろな球を投げたがあまり切れがなかった。シンカーらしい球を投げていたが,あまり変化しない上にことごとくボールになっていた。長打のありそうなバッター(高橋由やロペス)には,逃げ腰な上にコントロールが甘く痛打された。他がよいだけに,2日前の一岡同様,今後チャンスをもらえるかどうかは微妙だろう。
まとめ
・高木京は好調。確かに先発でもやれそうだ。左リリーフで阿南が使えそうなのも朗報。小山は,去年シーズン終盤の好調を維持していると思う。
菅野は間違いなく戦力にはなるだろう。宮國や小山が好調なのも菅野効果だろう。抑え争いは西村がアコスタを一歩リードした。アコスタの評価は保留である。
田原・野間口・一岡は,かなり立場が厳しくなったと思う。
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