2013年巨人オープン戦の個人的MVP(投手編)

2013年のオープン戦の個人的MVP(投手編)です.ポイントの付け方については,去年と同様で投手の場合は
 
「2回1失点(1自責点)以下なら(つまり防御率4.5以下なら)1ポイント.それをみたさなければポイントなし.ただし,リリーフの場合は,前の投手の残したランナーを返されてもリリーフ本人の「自責点」とみなす.」

です.

 オープン戦の試合数は17試合.チーム成績:10勝4敗3分.オープン戦一位,ただし得点は9位で失点2位の「投高打低」でした.


ポイント上位者
・先発投手
 宮國が4試合に登板して4ポイント(3勝0敗,防御率0.47),菅野が4試合に投げて3ポイント(2勝0敗,防御率2.12).宮國の充実ぶりが目立った.菅野も前評判通りの力を見せた.
 先発投手MVP:宮國

・リリーフ投手
 西村が5試合で5ポイント(2S,防御率0.00だが内容は今一つ),香月が5試合で5ポイント,高木京が先発も含めて4試合で4ポイント(2勝,防御率0.00),笠原が5試合で4ポイント,一岡が3試合で3ポイント,江柄子も4試合で3ポイント,今村が4試合で3ポイント.高木京・笠原・今村の去年からの成長が目立った.他の投手との兼ね合いで,一岡・江柄子・今村は2軍に降格となったが,1軍で投げられる力はあると思う.オリックスから移籍の香月も気合いの入った投球だった.
 リリーフ投手MVP:香月

全体として
・主力4投手(内海・杉内・澤村・山口)がWBCで抜けてチャンスが多く与えられたことに加え,菅野加入効果で投手陣の底上げが認められたオープン戦だったと思う.投手力が安定していたので,あまり打てなかった割には試合に勝つことができたのだと思う.
 投手に関しては,ほぼぶっつけ本番になる杉内・澤村と抑えの西村に若干の不安要素があるが,それ以外は非常に充実した形で開幕を迎えられるように思う.


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