2013年3・4月の個人的月間MVP(巨人1軍)

2013年3・4月の個人的月間MVPです.ポイントの付け方については,3月25日の日記と3月27日の日記をご覧ください.

 3・4月の1軍試合数は28試合.チーム成績:18勝8敗2分でした.

ポイント上位者
・先発投手
 菅野が5試合に登板して4ポイント(3勝1敗,防御率2.57),杉内が5試合に投げて4ポイント(3勝0敗,防御率1.89).菅野がルーキーらしからぬ落ち着いたピンチングで結果を出した・・と思ったら,直近のヤクルト戦では,バレンティン選手にむきになって(?)ストレート勝負を挑んで逆転スリーランを食らうなど若さも見せた.まあ,余りに早いうちから老成されるよりはかえって楽しみかもしれない.杉内が,初戦のDeNA戦では,2回1/3を5失点とKOされるものの,その後は立ち直った.さすがは「超一流投手」である.

 先発投手MVP:杉内

・リリーフ投手
 西村が14試合で12ポイント(0勝1敗3H10S,防御率1.10),マシソンが11試合で8ポイント(0勝1敗6H,防御率2.61),山口が10試合で8ポイント(7H1S,防御率1.46),高木京が9試合で7ポイント(2勝3H,防御率3.24). 西村が獅子奮迅の活躍で3・4月のチームの快進撃を支えた.マシソン・山口もまずまずである.高木京は2度ほどリリーフに失敗して,やや信頼を失った観はあるが,それでも悪くはない.先発投手が7-8回まで投げるケースが増えたので,抑えの西村を除いてリリーフ陣の出番が減っている.これはよい傾向である.

 リリーフ投手MVP:西村


・打者
 阿部が77ポイント(打率296,本塁打7,打点26),坂本が75ポイント(打率357,本塁打4,打点17,盗塁6),ロペスが61ポイント(打率327,本塁打7,打点15),村田が55ポイント(打率290,本塁打4,打点11),長野が54ポイント(打率237,本塁打4,打点9,盗塁1),ボウカーが54ポイント(打率296,本塁打6,打点21).
 去年までの枢軸:阿部・坂本・長野(・村田)に,ロペスとボウカーが加わった感じ.しかし,その中でも阿部の存在感が際だつ.

 打者MVP:阿部

全体として
・3・4月は先発・リリーフが安定していて,打撃も概ね好調だったので良いチーム成績となった.ただし,結構僅差のゲームも多く,その部分は西村と山口で切り抜けていたように思う.打撃陣では,ロペスとボウカーの存在が大きかった.ボウカーのケガは残念だが,イースタンから代わりに上がって来た選手(中井・橋本・亀井)で何とか穴を埋めたい所だ.

リーグ全体では,先発投手上位者の結果がドングリの背比べなので(広島の前田投手が図抜けているが,故障もあって3・4月の登板は3試合にとどまったので),リリーフ投手の結果が図抜けている西村に何とかリーグの投手部門の月間MVPを与えてやって欲しい.
 打者部門は,DeNAのブランコ選手(打率350,15本塁打,35打点)で決まりだろう.
sell月間MVP

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