7月9日現在の巨人1軍登録（生え抜き）選手のドラフト年・順位等

7月9日現在の巨人1軍登録（生え抜き）選手のドラフト年・順位等について調べてみました．



1軍登録選手28名中，外国人選手3名（マシソン・アコスタ・ボウカー），FA選手2名（杉内・村田），トレード選手4名（谷・實松・立岡・青木），戦力外からの獲得1名（石井）で生え抜き選手は18名でした．



2012年：１位：菅野

2011年：4位：高木京

2010年：1位：澤村，2位：宮國

2009年：1位：長野

2008年：5位：笠原

2007年：高校生3位：中井

2006年：高校生1位：坂本，大学・社会人6位：寺内

2005年：育成1位：山口

2004年：4位：亀井

2003年：自由：内海，2位：西村

2002年：6位：矢野

2001年：なし

2000年：1位：阿部

1999年：なし

1998年：3位：加藤

1997年：1位：高橋由

1996年：4位：鈴木尚

1995年以前：なし



思ってた以上にばらけていました．また，最も多い年でも2名にとどまります．ドラフトで1軍戦力になるのは，1名で十分，2名なら御の字ということがよくわかります．



　投手で戦力になっているのは2003年以降の選手に限られています．



捕手・野手で戦力になっているのは1996年の鈴木までさかのぼりますが，最近3年間で戦力になっているのは０です．また，高校卒の捕手・野手で戦力になっているのは，天才：坂本を除くと，中井（2007年）・加藤（1998年）・鈴木尚（1996年）の3人しかいません．



主力打者（長野・坂本・阿部・高橋由）と先発（菅野・澤村・宮國・内海）をみると，巨人の場合はドラフト上位（2位まで）で，占められていることがわかります．ドラフト下位や育成選手は捕手・野手なら脇役・控え，投手ならリリーフという巨人の編成の考え方が出ていますね．



中井・笠原といったところには，是非，それを打ち破ってほしいものです．



＊そういう意味では東野（2004年の7位，オリックスへトレード）が，巨人の開幕投手をやったというのは一大快挙だったのだなあ・・