2014年5月の個人的月間MVP(巨人1軍)
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元大阪爺
2014年06月04日 20:54 visibility166
5月の1軍試合数は25試合.チーム成績:13勝12敗でした.5月から「去年並の統一球」に戻ったことを反映してかチーム打率は233(3・4月は291)と下がり,防御率は3.60(3・4月は4.05)と上がりました.
ポイント上位者
・先発投手
菅野が5試合に登板して5ポイント(2勝2敗,防御率1.13),内海が5試合に投げて4ポイント(1勝3敗,防御率3.71),杉内が5試合に投げて3ポイント(3勝0敗,防御率2.97).内容は菅野で成績は杉内.しかし,菅野の安定度が際だっています.
先発投手MVP:菅野
・リリーフ投手
山口が10試合で10ポイント(2勝0敗5H1S,防御率0.00!),マシソンが9試合で9ポイント(2H5S,防御率0.00!),久保が13試合で11ポイント(2勝1敗2H,防御率2.93).一番働いたのは久保ですが,内容と結果で山口ですね.この3人のリリーフのがんばりが,打てないにも関わらず何とか5月を勝ち越せた最大要因です.
リリーフ投手MVP:山口
・打者
片岡が48ポイント(打率268,本塁打1,打点9,盗塁6),阿部が44ポイント(打率234,本塁打1,打点13,四死球13),坂本が41ポイント(打率271,本塁打1,打点4,盗塁3).チーム打率からもわかるように,打者は総じて成績がしょぼい.
打者MVP:該当者無し.
全体として
・3・4月は,「とても飛ぶ統一球」のせいもあり,リリーフが不調な一方打撃が好調だった.5月は,「並の統一球」に戻ったので投手陣(特に勝ちパターンのリリーフ)が落ち着いたものの打撃は低調だった.先発は,菅野が引続き突出している状況だが,杉内・内海が少しずつ存在感を見せ始めた(と思ったら故障で内海が2軍落ち・・・).ただし,杉内に関しては「良くなった.」というより,首脳陣が現状の杉内の力を把握して早めに継投するようになったことが大きい気がする.
外部補強した新戦力は,アンダーソンがケガ,大竹も打ち込まれるケースが多く(2勝2敗,防御率6.41,6月3日の試合でケガ)・セドン(0勝2敗,防御率6.30で二軍落ち)と5月に入って調子を落とすかケガをする選手が増えた.片岡や井端が頑張っている程度である.5月に来たセペダは,打率175,3本塁打,10打点,9四球という打撃は今後の期待感を抱かせるものの,レフト守備はかなりひどく使い方が難しい選手という印象を受ける.他方,若手は橋本がケガで二軍落ちする一方,小林(打率273,本塁打1,打点5)は引続き頑張って第2捕手の地位は確保した形だ.中井(打率278,本塁打0,打点1),小山(1勝,防御率0.00)は,6月が勝負の月となる.
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