巨人の戦力外第３弾(11/5,190910,6)

小田嶋（31，１塁手，捕手）が引退してブルペン捕手に，木村正（24，右腕）と宮本（20，左腕）が自由契約→育成となりました．

小田嶋の引退は意外でかつ不可解です．まだ，31歳と若く，ファームでは打率．307，出塁率．386，長打率．503と打ちまくっていました．2軍戦を見たことがある人はわかると思いますが，2軍では，中心打者としての風格すらあり，大田や中井よりもよほど頼りになる打者でした．辛口のDIMEさんが高く評価する選手でもあります．精神的に弱くて，１軍に上がると力を出せなかったのですが，今年は捕手ができるということもあって，出場こそ少なかったものの１軍登録期間は長かったと思います．代打で出てきても，以前よりは雰囲気に飲まれなくなっている印象を受けました．10／19の日記で，微妙とはしていましたが，巨人で戦力外になるにしても，トレード等で他球団に行けると思っていました．あの打撃力を持ちながら，３１歳で引退してブルペン捕手というのはあまりにも惜しい．ブルペン捕手後の待遇の約束があるのでしょうが，自由契約となって他球団で勝負してほしかったと思います．

木村正と宮本については，今年，イースタンでもほとんど登板がなく，フェニックスリーグにも呼ばれなかったのであり得るとは思っていました．ケガの状態がよくないのでしょう．去年の状態の木村正が今年いてくれたら，間違いなく，先発の救世主になったと思います．巡りあわせが悪いですね．木村正も宮本も，いったん自由契約になるので，他球団が取れる筈ですが，一種の紳士協定があるのでしょうね．

・これで，第１弾の村田・深田，第２弾の大道・藤田・小林雅と合わせて戦力外が８名となりました．ドラフトで4名指名しましたから，指名選手全員が入団するとして巨人の支配下登録選手は66名となり，枠が４名空くことになります．しかし，外国人選手や豊田・谷といった大物選手の去就もあり，戦力外第４弾があると思います．