巨人10-4広島:怒涛の波状攻撃
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元大阪爺
2010年04月23日 23:44 visibility102
6回まで東野が2失点(これで、東野は5試合連続QS達成)、6回裏に長野・高橋由のタイムリーで5-2と勝ち越したあとは、東野の打順のところで代打:谷を出すが凡退。7回表はリリーフ:山口で山口がランナーを出すと久保を出して抑え、8回表に久保が打たれて1点差になると(5-4)金刃を出して抑えた(ちなみに、山口も久保も内容は悪くなかった)。8回裏は、一死満塁で古城に回ってくると代打:亀井、亀井が凡退すると金刃のところで代打:脇谷、脇谷がついにタイムリーを打ってだめを押すと、坂本が追い討ちのスリーランで10-4.9回表は昇格したばかりのクルーンを投げさせて0で抑えておしまい。このめまぐるしい継投と代打攻勢をした後、尚、野手では李が、投手では越智が残っていた。
車がかりの戦法というより、圧倒的な物量で押し切ったような戦いでした。上杉謙信というよりは、(有力大名になって以降の)織田信長のような戦いですな。
これが原巨人の戦い方で、王・長島を中心として固定スタメンでひたすら勝負したV9野球とは違います。この戦い方のもう一つの利点は、控え野手に出番が回ってくる結果、控え野手のモチベーションを上げられ、若手には成長を促し、ベテランには奮起を促すということです。坂本・松本・亀井が成長し、谷・大道・(故人の)木村が復活したのは原監督の戦法と無縁ではないと思います。
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