巨人が藤井獲得に動くかどうかで選手人件費の上限がわかる?(73554,8)

高橋尚がメジャーにいくことになったので,彼の年俸の分:135百万円が選手人件費から浮きました.木村拓もコーチ転出したのでその年俸分85百万円やM中村の年俸2億の40%カット分80百万円を単純に合わせると3億円くらい浮くので,阿部・ゴンザレス・山口・越智・坂本・亀井の年俸大幅上昇分をほぼまかなえそうで,来季の選手人件費は今季と同様の約46億円におさめることが可能になると思います.
他方,高橋尚が抜けるので,先発左腕枠が1つ空くことになります.そして,そこにすっぽりはまりそうな藤井投手がFA宣言しているわけで,人件費に余裕があるのなら藤井投手獲得に巨人は動くはずです.余裕がなければ動かないでしょう.

そもそも,私が,今季の人件費46億円を,巨人の人件費の上限と考えたのは,昨シーズンオフにMLBから戻ってきた井口選手(セカンド)を獲得に行かなかったからです.セカンドは巨人の穴でしたからね.

藤井投手獲得に動かなければ,「選手人件費46億円上限説」の2つめの傍証となります.

コーチの人数・人件費は増えているし,育成のための環境充実のためにも相当投資しているし(室内練習場だけで13億円),獲得のうわさが全然入ってこないので藤井投手獲得には向かわない気がしますね.


 


他方,高橋尚が抜けると,巨人の支配化登録選手は,ドラフトの選手が全部入ってきても64名なので,育成選手を保有するのに必要な「65名」に満ちません.藤井投手を獲得しなければ,トライアウト等から一人選手をとるか,育成から誰か一人を登録選手にするといった動きが今後あると思います.



(*上述の金額はすべて推定.)

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