再掲: クルーンは抑えでしか使えない. (40898,83,1211)

昨日もクルーン劇場が爆発して,試合後に原監督に対して,今後のクルーンの起用法について記者から質問が出たようです.


でも,前にも書いたけど,クルーンは抑えでしか使えません.球威と度胸はあるが,コントロールのない投手は抑えで使うしかないのです.クルーンを崩すには,待球戦法が一番ですが,リードされている最終回は,待球戦法が一番とりにくいからです.


報知によれば,30試合の登板で救援失敗は6試合となっています.つまり,内容はともかく8割成功しているということです.しかも,被本塁打は0です.越智の被本塁打は5,山口でも1,阪神の藤川は3,中日の岩瀬でも2ですから,いかにクルーンが打ちにくい投手であるかがわかります.


 


ちなみに,**劇場は,クルーンの専売特許ではなく,阪神の久保田や元ヤクルトの高津などいっぱいいます.最近は,中日の岩瀬ですら時々怪しい.


 


クルーンがでてくると,私も試合を見るのはやめますから偉そうなことはいえませんが,クルーンを使うとしたら抑えしかありません.たとえば中継ぎで出てきたら,もっと悲惨なことになり得ます.そのことを理解し,かつ,実行している巨人首脳陣には頭が下がる思いです.クルーンのピッチングで一番胃が痛い思いをしているのは原監督と尾花投手コーチでしょうからね.


 


追記:肉体的にも苦労しているのは阿部捕手でしょう.阿部の腰痛の一因は,無理な体勢でクルーンの暴投を止めたことだと私は思っています.

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