2005年オフの巨人:体質転換の始まり
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元大阪爺
2009年12月11日 20:35 visibility1352
原監督就任直後のオフの補強と退団選手の評価です。各選手へのコメントは控えめにして,すべての補強および退団選手についての評価をまとめて行ないます。
ドラフトは投手中心で,越智・山口・脇谷・福田・辻内が,トレードは野手が中心で木村拓・古城が,FAで豊田が,外国人で李が入団しています。しかし,何よりも清原・江藤・ローズ・元木をはじめとして20名もの選手を放出しています。打力型でキャラの重なる選手を一掃し,長嶋監督以来続いていた「大艦巨砲主義」と決別した観があります。この傾向は2006年オフに引き継がれ,2007年からの3連覇につながりました。強くバランスの取れたチームへの体質改善は2005年オフに始まったのです。
*「巨人の補強評価シリーズ」は一応これで終了のつもりです。ここまでつきあって下さった皆様,ありがとうございました。
高校生ドラフト:投手を中心に獲得。評価については今後の辻内の活躍次第。
1位:辻内:△。詳しいコメントはこちら。
3位(二人目):加登脇:X。2008年オフ戦力外。
4位:福井:入団拒否。一浪して早稲田に入り,来年のドラフトの目玉の一人。
・大学社会人ドラフト:越智に加えて福田・脇谷が戦力になっている。深田も含めると評価できるドラフトである。
希望入団枠:福田:○。詳しいコメントはこちら。
3位(二人目):栂野:△。コメントはこちら。
4位:越智:◎。コメントはこちら。
5位:脇谷:○。詳しいコメントはこちら。
6位:深田:○。詳しいコメントはこちら。
7位:会田:X。2009年オフに引退。コーチに。
8位:梅田外野手:X.2008年オフに戦力外。
・育成ドラフト:巨人以上に投手事情の悪かった横浜・楽天が獲得しなかった投手を巨人が獲得して成功させた点で特筆すべき成功である。
1位:山口:◎。コメントはこちら。
トレード:地味だが,木村拓・古城の獲得は大きかった。
・大西外野手:X
・小坂内野手:○。守備の職人。寺内らの成長で出番が少なくなり,2008年オフ楽天にトレード。
・実松捕手:△
・古城内野手:○
・小関外野手:X。2007年オフ戦力外通告。横浜へ入団。
・木村拓:◎。
FA
・豊田:◎。詳しいコメントはこちら。
・野口:X。2008年オフ戦力外通告。
外国人
・グローバー投手:X
・パウエル投手:○
・ディロン内野手:X
・李内野手:◎ 詳しくはこちら。
退団
清原:オリックスにトレード。
江藤:豊田の人的補償で西武へ
ローズ:戦力外
後藤孝内野手:引退
元木:引退
岡島:実松・古城とのトレードで日ハムへ
後藤光投手:西武へトレード
小田捕手:野口の人的補償で中日へ。
山田外野手:木村拓とのトレードで広島へ。
柏田投手:引退してスカウトへ
西山捕手:引退してコーチへ
中村投手:戦力外
山本賢投手:戦力外
中浜外野手:戦力外
平岡政投手:育成選手,後に解雇
横川捕手:育成選手,後に解雇。
キャプラー外野手
マレン投手
ミアディッチ投手
シコースキー投手:この投手のみなぜ解雇したか不明。
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