巨人投手陣:5-5-2制? (26135,87,664)

9試合終わって何となく投手の使い方が見えてきました。

 1.先発5人:グライ(右)・内海(左)・東野(右)・高橋尚(左)・福田(右)

 2.競ったときおよび勝っている時のリリーフ5名:越智(右)・山口(左)・豊田(右)・M中村(右)・クルーン(右、抑え)

 3.負けている時、大差でリードしているときのリリーフ2名:藤田(左)・栂野(右)

 

 2は勝ちに行くときのリリーフですが、5名だと余るので、余った投手は、抑えのクルーンが追いつかれたときの為に後ろにおく(何もなければ休養となる)。

 

・昨日の阪神戦が典型で、先発(高橋尚)が早い回(2回)で降板したので、栂野・藤田を使って5回まで持って行き、5回終了時点でまだ競っていたので越智を6回につかい、6回裏に勝ち越したので、山口・M中村・クルーンで逃げ切りを図ったら、9回に追いつかれたので、10回はクルーンに投げさせて、11-12回は(予備にとっておいた)豊田が投げて引き分け・・・でした。高橋尚の2回の降板、坂本のエラーもあって9回に追いつかれるという2つのアクシデントがあったのに対処できました。

 

・先発5人制は、6連戦が続くときは、通常は中5日で、5回に1回、中4日で回らなければ行けないので、賛否両論があるようですが、個人的には先発6人制は、先発が甘やかされている気がして仕方がない。江川・西本の頃(1980年代前半)は、中4日でがんがん投げて、かつ、完投が期待されていたのに、中6日もらって、5-6回を2-3失点で後はリリーフに任せるというのは甘すぎるように思うのです。

 

・逆に、中継ぎの負担は増えてるわけですから、先発から一人回して、リリーフ7にするのは合理的なように思います。先発がイニングを食ってくれない以上、リリーフで食うしかないですからね。

 

・それから、3は、本来ロングリリーフができる(つまり先発も可能な)投手が来るべきで、栂野がそれにあたります。先発5人の中で調子の悪い者がでたら、栂野がそれに変わると思います。栂野とその投手が立場を変えるのか、それとも、その投手が2軍に落ちて、かわりに、西村・木佐貫・金刃あたりが3のポジションにくるのかというところでしょう。本当は藤田の所も、先発型左腕を起きたいのですがね・・・それは今では無理か。

 ちなみにWBCでは、3の位置に、小松(オリックス)と内海がいました。WBCの場合は、先発投手陣が好調だったので、結果としては、小松・内海はほとんど出番がありませんでしたが、システムとして備える事は必要だったはずですから意味のあることだったと思います。

 

*この5-5-2制(?)、中々合理的なように思いますね。ただ、中4日での先発が続けて失敗に終わるようだと考え直すとは思いますが、やってみる価値のあるシステムだと思います。

 

*問題は、2の投手で左が山口のみなので、どうしても山口に負担がいくということですね。昨日の阪神戦で4連投です。なんとかならんかなあ。山口が岩瀬のような「鉄肩」である保証はどこにもないのでね。

 

 

 

以上

 

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