小笠原が5千万円増の年俸4億3千万円で２年契約　(11/30,201040,野球6，総合17）

この金額は納得できますね。小笠原が2006年オフに巨人にきてからの成績です。

2007年　打率.313，31本塁打，88打点，MVP，ベストナイン
2008年　打率.310，36本塁打，96打点
2009年　打率.309，31本塁打，107打点，ベストナイン
2010年　打率.308，34本塁打，90打点

　4年契約（2007-2010年，年俸3.8億円）のすべての年において，コンスタントに高い成績を挙げていることがわかります。また，試合での成績だけでなく，その練習態度のすばらしさは，他競技のプロ選手にも影響を与えるほどで，本当に後ろ姿でチームを引っ張ってくれました。2003-2006年と４年続けて優勝を逃し，2005-2006年は２年続けてBクラスだった巨人は，小笠原の加入後3年連続優勝しました。過去において，巨人がFAで取得した選手の中で間違いなくNO1の選手だと思います。

　37才の今季は，3塁守備の衰えが目立ちました。また，ナゴヤドームでの対中日戦での低打率（1割6分）や本塁打の少なさ（１本のみ）は，打撃（パワー）の衰えも示唆し，巨人が優勝を逃す一因となりました。繰り返しになりますが，小笠原の後釜をどうするかが今後の巨人の最大・最優先の課題になると思います。