過去のCS第一ステージでは、3位チームの方が勝ち上がることが多い。

セリーグの3位巨人が、2位阪神をCS第一ステージで破りました。第一ステージは、2位チームのアドバンテージは、「引き分け」が1勝の相当する以外はありません。しかも、3連戦と超短期戦です。

2007ー2020年の第一ステージの結果はセリーグ13回の内7回、パリーグ14回の内8回3位チームが勝っていて3位チームの勝率は5割を越えています。(なお、セリーグは,去年CSをやってないので、回数が1回減ります。)

 

他方、第二ステージは、1位チーム1勝のアドバンテージができてからの2008-2020年で、下位チームが勝ったのは、セリーグ12回の内2回、パリーグ13回の内3回のみで、勝率は2割です。

単純に1試合あたりの両チームの勝つ確率が五分五分とすると、下位チームの勝率は34%となり、1位チームの勝率の66%の約1/2となりますが(高校数学の確率の問題)、それよりも実際の下位チームの勝率は低くなります。日程と合わせ、第二ステージの1位チームのアドバンテージはかなり高いことになります。

 一方、2割の確率(5回に1回)で「下剋上」が起こるというのは、それなりにスリリングで、今の第二ステージのやり方は、なかなかうまくいってるように思います。

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