巨人選手を勝手に年俸査定その3：マシソン・ホールトン・ロペス・ボウカー

次は外国人4選手です。誰か一人欠けていますが、気にしないでください。外国人選手は基本ドル建てで、昨年は1ドル80円くらいでしたが、今年は100円くらいなのでその点の考慮が必要です。

まずはマシソンから,この2年間の成績と年俸は以下の通り。年俸の単位は100万円です。

　 試合 勝 負 S H 回 防率 年俸 備考

2012 40 2 0 10 8 42 1.71 78

2013 63 2 2 0 40 61 1.03 81 最優秀中継ぎ

　すでに2年契約したとの報道がありますが、金額がわかりません。マシソンと同等のタイプの投手としては元ソフトバンクのファルケンボーグがいます。かれの年俸が2億円でした。2012年と2013年で金額が変わっているように思いますが、去年は契約交渉をしたという話を聞かないので、最初から年俸は100万ドルの2年契約だったのではないでしょうか。増加分は単なる為替の変動だと思います。ファルケンボーグの年俸を考慮すると150万ドル～200万ドル（1ドル100円として、1.5億～2億円）と査定します。

続いてホールトンです。この2年間の成績は

　 試合 勝 負 S H 回 防率 年俸 備考

2012 25 12 8 0 0 158 2.45 200 250万ドル2年契約

2013 18 9 4 0 0 103 3.73 200

 5－6回までを2－3失点で抑え、10勝前後できる貴重な3－4番手の先発投手ですが、2.5億円は高すぎますよね。安定して10勝前後できる外国人先発投手というと、広島のバリントン投手（2013年の年俸：1.25億円）、阪神のメッセンジャー投手（同1.23億円）、スタンリッジ投手（同1.48億円）といったところです。端数がでるのはドル建てだからでしょう。限度額の40％（100万ドル）を引いて150万ドル＝約1.5億円というのが妥当なように思います。ということで査定額は1.5億円です。

次は野手でロペスです。今年から来たロペスの成績は

試合 打数 安打 本 打点 打率 年俸 備考

2013 121 429　 130　 18　 55 .303 80 100万ドルか

 安定して3割を打つ外国人野手というと、阪神のマートン選手（2013年の年俸3億円）と西武のヘルマン選手（同1.1億円）というところでしょうか。マートン選手ほどのNPBでの実績はありませんし、ロペスは怪我で試合を休んだことも若干のマイナス材料です。50～100％増の150～200万ドル＝1.5億円～2億円と査定します。

最後にボウカーです。2年間の成績は

試合 打数 安打 本 打点 打率 年俸 備考

2012 69 184 36 3 10 .196 60 75万ドル？

2013 105 295　 71　 14　 46 .262 30 37万ドル?

 春先は大爆発をしましたが、怪我をしてからは今ひとつの内容でしたね。それでも、巨人では数少ない左の強打者で年齢も30才とまだ若いので引き続き契約すると思います。外野とファーストが守れるというのも良いです。まあ、45－60万ドル（45百万円～60百万円）というところでしょうか。