JR西日本icocaエリアで交通系ICカードを使って改札を出ないで利用できる最高額区間

JR西日本が発行する交通系ICカードであるicocaですが、交通系ICカードを使って改札を出ないで利用できる区間は営業キロ200km以内という制限があります。

ただし、大阪近郊区間のみの利用の場合、大阪近郊区間と在来線特急列車停車駅間の利用の場合、在来線特急列車停車駅間のみの利用の場合は営業キロ200kmを超えても改札を出ないで利用できる例外があります。

 

このうち、大阪近郊区間のみのケースでは木ノ本-播州赤穂(最短距離250.5km)の\4,510が最高額です。

このケースは同一運賃の近江塩津-播州赤穂にてPiTaPaで乗車済みです。

 

在来線特急列車停車駅間のみのケースは以下の通りです。

・北陸方面(金沢以西):大阪~金沢(最短距離267.6km)の\4,840が最高額

・白浜・新宮方面:新大阪~新宮(最短距離276.8km)の\4,840が最高額

・米子・出雲市方面:岡山~出雲市(最短距離220.7km)の\4,070が最高額

※倉敷~金沢間など他方面の在来線特急列車停車駅の相互間となる場合はICカードを利用できません。

※利用区間に第三セクター鉄道のIRいしかわ鉄道線やあいの風とやま鉄道線が含まれる場合、利用できる範囲は越中宮崎~大聖寺と高岡~新高岡と津幡~和倉温泉のみとなります。

 

大阪近郊区間と在来線特急列車停車駅間のケースは以下の通りです。

・北陸方面(金沢以西):播州赤穂~金沢(最短距離386.7km)の\6,600が最高額

・白浜・新宮方面:木ノ本~新宮(最短距離404.4km)の\6,930が最高額

・米子・出雲市方面:ICカード使用不可能

 

今回は交通系ICカードで改札を出ないで利用できる区間でより長距離となる(運賃がより高額となる)、大阪近郊区間と在来線特急列車停車駅間の上記の2つのパターンについて実際に乗車しました。(いずれもスマートウォッチのsuicaにて乗車)

 

2021/6/12:白浜・新宮方面:木ノ本~新宮(\6,930)

木ノ本9:11→[普通]→米原9:35/9:50→[新快速]→大阪11:13/11:23→[紀州路快速]→和歌山12:52/13:18→[特急くろしお]→新宮16:39

 

2021/6/26:北陸方面(金沢以西):播州赤穂~金沢(\6,600)

播州赤穂8:42→[普通]→網干9:04/9:58→[新快速]→敦賀13:15/13:27→[特急しらさぎ]→金沢14:49

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