八百長疑惑・・・

いま、八百長疑惑が女子テニス会をにわかに賑わしていますね。
ことの発端は森上亜希子選手がナショナルコーチから「あんまり勝ってほしくない」
と言われたと会見で暴露したコト。

なぜそのようなコトを言ったかというと、ペアを組んでる中村藍子選手の五輪出場が
絡んでいて・・・・。世界ランク７１位の中村選手としては、五輪にでるためには今月９日まで
に何としても６０位以内に入らなければならない・・・。
つまり、ダブルスは負けて、今週の大会に出場してポイントを稼がなければならないのデス。
ダブルスで勝ち進むと同時に、他の大会に出れなくなり、五輪出場の夢が絶たれる・・・・。
と、いうわけなんですが、八百長・・・・というには難しい問題ですよね。

確かに個人的な感情としては「わざわざフランスまで試合をしに来たのに・・・」との思いも
と思います。フレンチオープン本戦なんて出たくても、なかなか出れない大会ですもんね・・・・。
ただ、わざわざ会見で言うコトなのかと思うと疑問が残ります。

個人的な見解としては、ギリギリ勝ち進めるトコまでやって、勝ち進んでしまった場合は
双方合意の上で棄権・・・。
五輪に出れる可能性のある選手を国をあげてバックアップしてあげても良い気がします。
こんな形で溝ができてしまうと、もう二度とナショナルチームで一緒にプレーし難くなります。
チームの信頼と結束力が大切なのに・・・・・残念な話です。

しかし、こんなタイミングで表に出てしまうとは・・・・。

少し軽率な発言だったような気がします。