我那覇選手の仲裁はCASに決定しました。(※)

  • けん坊
    2007年12月13日 22:26 visibility88

報道によりますと「…(本日)午前、我那覇とJリーグの代理人が仲裁合意書を締結した。合意書には、日本での仲裁を希望することが付記されている。」ということです。
(時事ドットコムより)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo3_scr_30&k=2007121300504

今日の報道だけを見ますと、なんだか両者が話し合ったか連絡を取り合ったかのような印象を受けてしまうかも知れませんが、実際のところは、先日からボクの日記で触れていますように「Jリーグが、かたくなにCASでの仲裁しか受け入れない」ので、やむなくJSAAとCASの2種類の用紙を送ったところ、案の定といいますかCASに対する文書にしか押印しなかったということのようです。

手順としては、返答期間を決めてJSAAの用紙だけを送り、期間の経過を待ち、JリーグがJSAAの存在を認めない立場を明確にさせてから、CASに仲裁を申し立てる方が、世論に訴えやすいと思うのですが、そんなことをしていると時間が経過するばかりになります。

我那覇選手は、来シーズンまで引っ張りたくないという意向が強いようですし、何よりも「事の真偽をハッキリさせたい。たとえ、その結果がどんなものであっても良い。」という立場なので、今のところは妥当な進行かと思います。
(時事ドットコムより)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=&k=200712/2007120601048&rel=j&g=spo

そして問題は、たちまちやってきます。
仲裁場所の問題・仲裁時の使用言語の問題・証拠書類の翻訳の問題…。

だから、こんな事を避けるためにJSAAが設立されたのですが…。
費用も1000万円ではなくて、5万円で済むということなのに…。
事が進む度に、Jリーグの考えていることが、ますます分からなくなっています。

我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Jリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。

今後も行方を見守りたいと思います。

※しばらくは、我那覇選手の件に関してのみ「日記」を書くことにしています。

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