我那覇選手、仲裁合意書をJリーグへ郵送(※)
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けん坊
2007年12月11日 07:04 visibility94
報道によりますと「…我那覇選手の代理人は10日、スポーツ仲裁裁判所(本部・スイス、CAS)と日本スポーツ仲裁機構(東京都渋谷区、JSAA)の両方の仲裁合意書に署名押印して、Jリーグ側に郵送した。…」とあります。
(時事ドットコムより)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo3_scr_30&k=2007121000762
「…我那覇側は費用面を考慮してJSAAでの仲裁を希望していたが、Jリーグ側が応じなければCASでもやむなしとの考えを示していた。」
「…Jリーグの羽生英之事務局長は「方針に変更はない。日本にCASの仲裁人を呼ぶ方向で調整したい」と、CASを選ぶ意向を改めて表明。仲裁はCASとなることが確実となった。」
…、ということで、「…競泳の千葉すず以来、日本人では2例目…」のCASの仲裁となりそうです。
先日の日記でも触れましたが、CASの利用には多額の費用を要します。
千葉選手の場合で個人負担が1000万円発生したらしいです。当時はJSAAが存在しませんでした。
そういった多額の個人負担が発生しないように、JSAAが設立されたわけです。
報道によりますと、費用は5万円とか…。
(JSAAのHP)
http://www.jsaa.jp/
よく分からないのは「この5万円とか1000万円の費用って我那覇選手だけに発生してしまうのか?」と、いうことです。報道では特に触れられていません。
もっとも、Jリーグに同額の費用が必要だったとしても大丈夫なのでしょう。
川崎フロンターレから制裁金をもらっていますので、それを充てることになるのかなと思っています。
仲裁の結果、我那覇選手にとって不利な事になるかも知れません。
それでも彼は「構わない」という気持ちを表しています。
ボクはその気持ちに同意し、応援したいと思っています。
彼は「なんとか、来シーズンが始まるまでに…。」と、いうことで迅速に手続をしていると思います。
Jリーグには最低限のマナーとして、迅速に対応してくれる事を望みたいと思います。
この問題が、天皇杯で勝ち進んでいる川崎フロンターレというチーム、そしてその中で出場するであろう我那覇選手と関連付けて取り上げられることに関しては、とても心配しています。
我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Jリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。
今後も行方を見守りたいと思います。
※しばらくは、我那覇選手の件に関してのみ「日記」を書くことにしています。
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- 事務局に通報しました。
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