ジャッジについて反省しないといかん。(鬼武氏のお言葉)
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けん坊
2008年03月03日 06:56 visibility54
昨日の日記に続き、Jリーグチェアマン・鬼武健二氏の発言です。
(スポーツ報知より)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080302-OHT1T00049.htm
ゼロックススーパーカップは、富士ゼロックス株式会社が特別協賛してくれています。
Jリーグ王者と天皇杯の優勝チームが戦うという大会です。
1試合の開催ですが、多額の賞金を提供してもらっています。有り難いことです。
今年は鹿島アントラーズが出場資格について重複したわけですが、そういった事情もあってサンフレッチェ広島がJ2チームとして初めて出場しました。
幸か不幸か、ボクは試合を観ていません。まずは結果だけを知りました。
「広島勝利!」「スゴイ!」「キャンプでけが人続出だったのに…」「練習試合では4分10敗だったのに…」
…ところが、続々と目にする「主審批判」。
広島の優勝はどこにやら…。
さらにチェアマン鬼武氏の暴言の数々…。
1 「審判は反省しているはず」
…チェアマン自身が、審判はおかしいと思っている。でも、たとえそう思っていたとしても、自分の立場をわきまえたならば、発言することは間違いだと思います。
2 「開幕までに準備をやり直して欲しい」
…開幕は来週なのに、何をどう準備するのか…。ゼロックススーパーカップは「今年度のJリーグのレフェリングの基準を示す場」でもあるとか…。今年からリーグ戦の順位決定基準に導入されることが決まった「反則ポイント制」ですが、いきなり大きな影を落とすことになったような気がしています。
3 「J2が優勝したのは、いいことではない。」
…あきれて物が言えません。 勝負をしている意味がありません。
鬼武氏の考えを実現するためには、大会の勝敗決定方式を以下のように変えざるをえません。
<試合結果がどうであれ、J1のクラブを優勝チームとする。>
天皇杯はアマチュアチームでも優勝まで登り詰めてくる可能性がある夢の大会だと思います。
鬼武氏にとっては夢や希望よりも大切な守るべき権威のようなものがあるのでしょうか。
そして何よりも、鹿島アントラーズのオリヴェイラ監督の試合後のコメントに驚いています。
「日本サッカー協会からレフェリングに対して、コメントを控えるように言われているが、今日の試合はコメントせざるをえない。…日本はスポーツ番組などでこういう場面は放送されないが、日本サッカーの進歩のために議論にしてほしい。」とあります。
「日本サッカー協会からレフェリングに対して、コメントを控えるように言われている…」
なんということなのでしょうか?
これは「圧力」以外の何物でもないような気がするのですが…。
物事というのは、検証し、反省し、改善して、進歩する可能性がある訳ですが、「封印する」とは…。
この試合で退場になった選手は来週の開幕戦に出場できません。
それぞれの選手が様々な思いを込めて準備した開幕戦。
そして、その成果を熱い戦いを観ることを待ちこがれているサポーター。
なんだか「Jリーグ」ってそういったものを全てぶちこわしてくれたなぁって悲しくなっています。
昨年から、我那覇選手の問題に関心を持つようになり、執拗に日記を書いていますが、Jリーグの対応には「?」がつきまとっています。サッカー観戦をするようになって3年6ヶ月ほどですが、今年からは少し目線が変わっていくような気がしています。
しかし、スゴイ人が長を務めている組織です。Jリーグ…。
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- 事務局に通報しました。
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