水戸が経営難…。

大分、草津、岐阜…そして、水戸。Ｊ２で採算を上げていくのは難しいのだと思います。

クラブは新体制記者会見でＪリーグから借り入れの報告とともに、その返済に向けてとして以下のような計画を示したようです。（水戸ホーリーホックＨＰより）

①資本増強施策の実施　出資依頼先の選定
②広告料収入の増加　スポンサーの獲得強化
③入場料収入の増加　観客増員の強化
④後援会組織の発足
⑤役員の体制強化
⑥Jリーグクラブライセンス制度の導入に伴う体制の確立

現在の資本金は5,200万円。第三者割当増資で7,000～8,000万円を上積みする予定らしいですが、果たしてそういったことが可能なのでしょうか？

もっとも、上記の全てを実行しなければ、沼田社長の弁にあるように『最悪の事態も考えなければ…』ということもあり得るようなので、何とかやってもらうしかないようです。

こうなってくると『チーム数をドンドン増やしてきたことが安易だったのでは…？』という議論が出てきてもおかしくないような気もしていますが、今のところは、そういったＪリーグに向けた意見や考え方は少ないように思います。

近年、なにごとにおいても『不況のせい』にする風潮がありますが、物事を何かの”せい”にして片付けてしまうのでは、先が細ることはあれ、良くなることはないのではないかと思います。

野球王国日本において、この国のサッカーというものをどうしたいのかということをＪリーグ・日本サッカー協会は考え直さなければいけない時期のような気がしています。

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