心も体も準備不足。
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けん坊
2008年04月07日 07:09 visibility31
セレッソは昨日、ヴァンフォーレ甲府に2−3と敗戦しました。
スカパー!観戦でしたが「負けて当然。相手に退場者がなければ0−6くらいだったのでは…?」と、いうのが率直な感想です。
前半24分に古橋が、前半26分に柳沢が、それぞれ負傷交代。
誰に接触したわけでもなく、肉離れや古傷の再発ではないかと思われています。
試合は、前半11分にDF・前田が宇留野選手にボールを奪われて、あっさり失点。
真剣勝負の場であるという心構えなど、みじんも感じることのない、ほのぼのとした雰囲気でした。
試合後のレヴィー監督のコメントは「…あのプレーは、前田に対するファール」というコメントでした。
よく見ると前田の足が払われているようですが、問題はそれ以前に「なぜ、あのような場所で、ボールをこねくり回して切り返したりしているのか?」というところかと思います。
さらに前半36分には、丹羽が簡単にボールを奪われて失点。
昨日の丹羽は、今までで一番悪い出来だったような気がします。
そして、前半39分の失点も、左側からでした。3失点とも同じような場所…つまり主将であり、DFリーダーの前田のあたり…からの失点でした。右SBの中山しか戻っていない状況でした。
不思議な判定が乱発されたゲームで、後半11分からヴァンフォーレは10人に、さらに後半19分からは9人になったわけですが、勝負にぬるいセレッソは得点することが出来ません。
先日、監督が「試合勘のせいで、3月は成績が振るわなかった。あと5〜10試合は必要。」という旨の発言をしてしまいましたが、やはりこの言葉が発した悪影響というものは大きいのではないかと思います。
(ボクの日記「監督、それを原因にしてはいけないのでは」(2008/04/02 07:11:52)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/65094/
「5月末までは、負けても監督に叱られることがない。」
「6月から、しっかりやればいいんだ。何があっても準備中みたいな雰囲気でいこう。」
「11人vs9人なんて試合は初めてだから、これも”試合勘”を理由にしておこう」
…みたいな。
若い選手で構成されるセレッソは、恐らくそう思っていると思います。
そこにチームを引っ張っていくべき存在の古橋・柳沢の負傷交代。
気の毒ではありますが、彼らも恐らく準備不足。
一体、誰のためにサッカーをしているのか、そういったところから個々の選手が考え直す必要があるのではないかと思います。「自分のため」です。「監督に叱られないため」ではないんです。
負け続けていて、自分が良くなることはありません。勝負の世界なので、勝たなければいけません。
「なんだか指定の時間になったので、決められた場所に行って、何となくボールを蹴ってみた」みたいな雰囲気がプンプン出ていました。
今、もっとも心配なのは、選手をかばうようなニュアンスのコメントが続くレヴィー監督のことです。
「選手を育てることと、勝負に勝つことの両立が難しい」とか悩んでいるわけではないでしょうが、…。
もし、そんな時は、迷わず「勝つこと」を「勝つことだけ」を優先して欲しいと思います。
ボクはセレッソ大阪というチームのために真剣に勝負をする選手の姿を見たいと思って応援しているのであって、サッカースクールの選手が育っていく成長過程を見たいと思っているわけではないので…。
次節は「9人になりながらも11人相手の水戸に引き分けた」という、J1復帰への執念を見せた、今のセレッソとは対極に位置するサンフレッチェ広島です。
「言い訳」はいりません。
「泣き言」も聞きたくありません。
とにかく、勝利を目指して戦ってくれることを望みたいと思います。
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- 事務局に通報しました。
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