谷口選手のＪ初ゴールと、何かが足りないセレッソ大阪。

まずは「お見事！」でした。鳥栖のＦＷ・谷口堅三選手のゴール。
Ｊリーグ初ゴールとか…。良い選手、素晴らしいゴールだと思いました。

岸野監督の采配も素晴らしいと思いました。Ｊリーグデビューになる選手が２人、交代出場しました。
これで、鳥栖は開幕２連勝。素晴らしいクラブに成長している感じです。
スタジアムもイングランドスタイルで、一度観戦してみたいと思うのですが、なにぶんにも遠すぎます。

鳥栖は、決勝ゴールの谷口選手も、ＧＫの赤星選手も２年目とか…。
若い選手が活躍して応援するサポーターもウキウキする事と思います。

以前に、前鳥栖監督の松本育夫氏の書籍「天命」を読みました。とても良い内容の本でした。
その中で松本氏は岸野監督をとても褒めていましたが、今日はそれがよく分かったような気がしました。

もっとも、今日のセレッソは前節ほど悪くなかったと思います。
でも、やはり何かが足りないという印象です。若い選手も名前ばかりが先行してきてはいけません。

足りない何かは何なのか。執念なのか、技術なのか。体力なのか、気力なのか、よく分かりません。
やはり肝心なところで、なんとなく俺たちが勝つんじゃないかとか、俺たちが上じゃないかという「ええかっこしたところ」（気取ったところ）があるような気がします。もっと、泥臭く戦う姿を見たいと思います。

鳥栖にセレッソからレンタル移籍している金信泳選手は「契約によって」セレッソ戦は出場しません。
移籍入団したときに松本氏が苦言を呈していましたが、ボクも「？」の契約です。

そういった小細工などしないで「力と力」の戦いをして欲しいと思います。
もっとも、金選手を出場不可にしてまでも勝てないわけですから、やはり、セレッソは鳥栖よりもかなり何かが劣っていると云わざるを得ません。

正直、セレッソにもいい場面がかなりあったんですけど、ゴールが入らなければやはり０点なわけで…。
イエローもたくさんもらってしまって、今後に大いなる不安を感じた試合でした。

23日は仙台戦。全く勝てる気がしませんが、とりあえずスタジアムへ…。

毎年、春先に振るわないセレッソ大阪…。
今は、大金をかけて引き留めたクルピ監督の進退問題が浮上しない事を祈るばかりです。