後味を悪くしたのはあなたですよ…。委員長様

  • けん坊
    2008年03月11日 06:06 visibility55

今朝の朝日新聞からです。ちょうど1週間前も引用したコーナーです。
(「ボクの日記」(2008/03/04 07:39:14)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/61289/

<サッカーは笛で始まる>というコーナーで、日本サッカー協会審判委員長である松崎康弘氏が「審判の役目」という題名で「試合操ってはいけない」と、しています。

つい1週間前は「家本政明氏の判定は今季のJリーグの基準となる」と語っていましたが…。

(以下、原文のまま引用)
「1日のスーパーカップの後味が悪かったため随分心配したが、今季のJリーグは無事、スタートを切った。私はFC東京−神戸の試合を審判を評価するアセッサーとして見た。主審はプロ審判のSR(スペシャルレフェリー)ではない穴沢さんだった。PKではないかと見える場面が2度あったが、反則を取らなかった。会場は騒然としたが、選手は審判の判定を尊重して、カリカリすることなくプレーに集中していた。
 倒された選手に、反則した選手や主審が手を差し伸べ、助け起こしてあげる場面が何度かあった。主審が警告を出した選手に諭すようにカードを示すと、自分の非を認めるようにその選手が手をあげた。
 こういう光景を見て改めて思ったのは、試合の主役は選手なんだということ。よく誤解されているが、審判の役目は「指揮者」でも「黒衣」でもない。選手同士だけでは試合を進められない場面で、必要な裁定を下すことだ。試合を操ってはいけない。試合をしている選手たちは人間なのだから、人間として裁くことが肝要だ。
 イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの英国4協会と国際サッカー連盟の代表が集まって競技規則を決める国際評議会総会が8日、スコットランドで開かれた。超小型チップを内蔵したボールやビデオカメラを使って、ハイテクでゴールラインを越えたかどうかを判定する技術導入の検討が、凍結されることになった。一方、ペナルティーエリア内の反則を監視するために副審2人をどこかの大会で試験的に追加してみることになった。
 人がプレーし、人が笛を吹く。それがサッカーの原則なのだ。
 FC東京と神戸の試合は、両チームの選手ともに多少の接触があっても頑張ってゴールを目指した。
見応えのあるサッカーが展開された。
 試合終了の笛が鳴ると、FC東京の平山選手をはじめ何人かが主審に握手を求めていた。お互いをたたえあう姿がすがすがしかった。このような光景がたくさんの試合で見られるように。それが審判の笛にもかかっているという自負と責任を胸に誓った。」(日本サッカー協会審判委員長)
(以上、引用終わり)


例えが不適当かも知れませんが、ご容赦下さい。


この人は、戦場では間違いなく後ろから撃たれると思います。

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