UEFAチャンピオンズリーグ 2012 決勝戦


















 

 

準決勝(4月17/18日、24/25日)

 
準決勝 1/バイエルン(GER) vs レアル・マドリー(ESP)
 
4月17日/2-1(バイエルン)
 
 
 
4月25日/2-1(レアル・マドリー)
 
2試合合計/3-3(ドロー)  ※PK3-1(バイエルン決勝進出)
 
 

 

 

準決勝 2/チェルシー(ENG) vs バルセロナ(ESP)

 

4月18日/1-0(チェルシー)

 

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2012/matches/round=2000266/match=2007689/index.html

 

4月24日/2-2(ドロー)

 

2試合合計/3-2(チェルシー決勝進出)

 

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2012/matches/round=2000266/match=2007692/index.html

 

 

 

 












 

 

 

決勝/バイエルン(GER) vs チェルシー(ENG)

 

5月19日 27:45~

 

 

 

今回のチャンピオンズリーグ決勝はいつもと雰囲気がちょっと違う。

 

 

「チャンピオンズリーグ史上最もアンフェアなファイナル」とも言われている…

 

 

理由は、中立地での一発勝負で行なわれるはずのチャンピオンズリーグ決勝が、今年はバイエルンのホームで行われるからである。対戦相手のチェルシーにとってみれば、これほど不公平な話はない。(とはいえ、そこには何の不正もない。)

 

 

毎年、決勝の開催地は事前に決められていて、過去の試合においても「チャンピオンズリーグ史上最もアンフェアなファイナル」になる可能性はあったのだが、決勝開催地の当該クラブが決勝に進むことがこれまで成し得なかった、というだけのことである。

 

 

決勝の開催地をホームとするクラブが決勝に進出したのは、92年にチャンピオンズリーグが創設されてから初めてのこと。前身のチャンピオンズカップ時代に遡っても、過去に3度しか例がなく、実に28年ぶりの快挙だそうである。

 

 

ホームでチャンピオンズリーグ決勝を戦うという稀な栄誉を授かったバイエルンの選手たちは、当然、優勝へ並々ならぬ意欲を見せているようだ。

 

 

しかも今季のチャンピオンズリーグにおいて、バイエルンはホームで7戦全勝。ただの一度も、負けはおろか引き分けすらないのだ。

 

 

 

だがしかし、チェルシーにとって不利な状況なのかというとそうでもない。

 

劣勢を跳ね返した実績が直前の準決勝でのあの第2レグである。

 

ホームでの第1戦を1-0で制していたチェルシーだったが、敵地カンプノウでセルヒオ・ブスケつツに2試合合計で同点とされ、不穏な空気が流れ始める。

 

すると前半37分‥ボールがないところでの反則行為によりジョン・テリーをレッドカードで失ってしまう。

 

さらにアンドレス・イニエスタが間もなくしてバルセロナに2試合合計でのリードをもたらす得点を決める。

 

敗色濃厚に見えたチェルシーであったが、0-2とリードされながらも、前半終了前にラミレスが巧みなループシュートを決めて1点を返すと息を吹き返す。

 

 

チェルシーは、後半も10人とは思わせない見事な守備を最後までやり遂げる。

 

リオネル・メッシにPKの場面も含め2度、ゴール枠を直撃するシュートを浴びせられながらも、GKチェフがゴールマウスを死守し続ける。

 

 

すると、後半ロスタイム‥フェルナンドトーレスが劇的な同点弾を叩き込み、勝負に決着をつけた。

 

 

 

 

 

ホームのアドバンテージを基にバイエルンが2年前の決勝での雪辱(インテルに敗退)を果たすのか?

 

 

バルセロナのホーム(カンプノウ)で敗色濃厚のゲームを跳ね除け、決勝まで勝ち上がってきたチェルシーが念願の初優勝を果たすのか?

 

 

 

深夜3:45(日本時間)、運命のホイッスルが鳴る…

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