#238 松田直樹だけじゃない、プロサッカー選手の突然死①



プエルタや松田直樹の死は、果たして偶然だったのだろうか?

 






 

プエルタが死去したのと同じ週、ひっそりともう1人の選手が命を落としていたのをご存知ですか?

 

 

イスラエル2部リーグのハポエル・ベア・シェバに所属するザンビア人ストライカー、チャスウェ・エヌソファです。彼は、松田直樹氏同様にトレーニング中に亡くなりました。

死因は明らかになっていないが、彼もメディカルチェックで何の問題もなかったと言われています。

 

 

これらはすべて、“偶然”や”運命の悪戯”だとして、片付けられて良いものだろうか?

これらのケースは別物に思えるかもしれないが、選手たちのスケジュールが年々切迫していることやクラブの方針にも原因があるのではないかと考えられます。

 

 

リーグ戦のみならず、国内のカップ戦、伝統的なクラブワールドカップ、いくつかのカップ戦…オフにもシーズンに備えてフレンドリーマッチが詰め込まれています。

世界のビッグクラブになれば、世界中のマーケットで“商品”を売るために、疲れがたまる海外ツアーに参加しなければならない。

Jリーグも過密スケジュールで、これに代表や看板選手となれば‥ハードな年間スケジュールを強いられる。

 

 

今日では、ほとんどのクラブにチームドクターが常駐しているが、クラブが準備する彼らドクターは「まさかの事態に備えて選手を守る」というより、「試合を続行するために存在する」可能性もある。

 

 

例えば、南米のあるリーグでは、負傷していったんピッチを離れた選手が包帯を巻き、ピッチに戻る許可をレフェリーから得るために合図をしている光景がよくある。腕や足に包帯を巻いていたり、あちこちに絆創膏を貼っていたり、あるいは頭にネットをかぶっていたり…それでも選手たちはピッチを駆け回り、ヘディングで相手と競り合ったりする。

 

 

そうした状況に異を唱えるドクターも少ない(いない?)それを証明するかのようにプエルタのケースでは、セビージャのドクターは、プエルタがロッカールームを出ていくことを止めなかったと言われている。

 

 

多くの人がプエルタに対して示した心からの敬意は尊重されるべきだが、一方で、この出来事が真の意味で大陸を越えて広がっているとは言えない。松田直樹に対しても先日の日記で述べた通り、国内で真の意味で広がりを見せているとは思えない。

 






 

松田直樹氏だけではなく、同様の事例は多く起きています。

次の日記で、2人の事例も含めて紹介してみます。



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