#269 雷から身を守ろう!②(再)
-
ペスカドーレ
2013年08月05日 21:23 visibility2309
では、雷に遭遇してしまった時の緊急避難方法について、まとめてみます。
雷鳴で初めて雷の接近を知り、すでに落雷危険域に入ってしまっていた場合には、少しでも安全な場所に「できるだけ速く低い姿勢で避難」してください。
<緊急避難時の心得>
①樹木(小枝や葉も含めて)の4m以内に近づかない。木のそばへの避難は、自殺行為です。
②絶対に傘はささない。金属類を頭より高く持ち上げない。(20cmの高さの差が、生死を分けます。)
③釣り竿、ゴルフクラブなど長い物体は、素材に関わらず、体から離して地面に寝かせる。
④ゴム長靴・ビニールレインコートを身に付けていても、少しも安全にならない。
⑤身につけた金属類に気を払うよりも、安全度の高い場所に一秒でも早く逃げることが先決です。金属類は、そのまま身につけておいても雷を引き寄せません。
金属が雷を引き寄せるため、体から外すように言われていたが、全くの誤りでした。
落雷時に、人体より電気の流れやすい金属周辺の皮膚に軽度のやけどは負うが、雷の電流の多くが金属に流れる分、人体を流れる電流が減り、生存確率は上がる。
⑥低い姿勢を取る時は、寝そべらず、両足の間隔を狭くしてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。
(下の写真のように足を広げておくと、落雷時に地面を流れる電流が体を流れ、負傷します。)
⑦落雷のあと、次の雷が落ちてこない「安全時間」というものは無い。
以前、雷が落ちた後‥雷雲が電気を蓄電するのに10秒かかり、10秒間は雷が落ちないと言われていましたが、これは間違いであったことが判明しています。
⑧落雷が起きる直前
地面の電位が大幅に変化するため、「口の中に鉄の味が広がり、髪の毛が逆立ち、空気が静電気を帯びたように、皮膚がビリビリと感じる。」との、落雷被害者の報告もあります。
その際には、その場から出来るだけ安全度の高い場所へ、必ず姿勢を低くして全力で逃げてください。
もしも、逃げ遅れてしまうと下の写真のようになってしまいます((((;゚Д゚))))
【サッカー試合中の落雷事故】(youtubeより)
【雷から身を守ろう!①】
http://labola.jp/diary/19255405
次は、どういう場所に避難したら良いのか? 「安全な場所」と「危険な場所」についてご紹介します。
- favorite4 visibility2309
-
navigate_before 前の記事
#267 「FUKUEI JAPAN」 九州フットサルリーグ第3節までの結果
2013年8月1日 -
次の記事 navigate_next
#271 雷から身を守ろう!④ まとめ(再)
2013年8月5日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件