(非野球)　墓参り　2012.10.26.

東京タワーの下で眠る君に・・・(2010,9,8)
上記の日記のつづきです。

また、ここを訪れました。
浄土宗心光教院です。

友人が眠っています。

私と同じ年だった友人が逝ってしまったのは、
平成12年(2000年)6月28日、享年37歳。

それからちょうど12年が経過している。

今だに、納得できない。理解できない。

今だに、生きていて欲しいと思う。

今だに、訊きたいことが山ほどある。

本人は生前、葬儀も墓も拒否する旨を書き残していた。

故人の遺志という点ではまるで意に添わないことをしている。

たしかに形とか物とかそんなことはどうでもいい。

何があってもなくても、彼女のことは決して心から消えることはない。

それだけの大きな存在だった。それは仲間のみんなにとって同じくそうだった。



彼女の言葉の数々はあまりにも鋭く、素晴らしかったので、

「本でも書けばいいのに。書けるよ。書いてみたら？」と言ったことがある。

本人は笑っていたが、こうして今だに自分だけが生き残っていることを見ると、

どうやら自分で何とかするしかなさそうだ。




自分の人生を、良いとも悪いとも思わない。

というか、そういう判断を下す段階にはない。

しかし、彼女との出会いは、自分にとっての最高の誇りだ。

自分がそんな素晴らしい経験を持って生きていることを感謝したい。





トラ、悪いけど、また来るから・・・ね。