野茂よ、もっと教えて欲しい。(44位)
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Miya
2009年01月18日 22:08 visibility729
オリックスが、元ロイヤルズ・野茂英雄氏(40)に“入閣”を要請していることが17日、明らかになった。昨年の秋季キャンプで臨時コーチを務めた同氏の手腕を高く評価し、シーズン中も選手を指導してもらう「特別コーチ」への就任を打診した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20090118-OHT1T00103.htm
オリックスバファローズの大石大二郎監督は、なかなかやると思う。
昨年、前任者コリンズ監督が放り出したチームを引き継ぎ、2位に導いた。
この手腕がまず、素晴らしい。
そして、
秋季キャンプに親交のある野茂を臨時コーチとして招聘したこと。
これはもっともっと素晴らしい。
昨季で野茂が引退し、いったいどうするのだろうかと誰もが思っていた。
日本球界はこの偉大な男を、どこで、どのように使うのか???
ちょっと気難しそうだし・・・。
あまりにも偉大過ぎるし・・・。
日本球界を出る時にちょっと揉めたし・・・。
どうのこうの・・・と考えれば、躊躇する理由など、いくらでもある。
大石監督の思考はどうだったのだろう。
「ああ、野茂に来て欲しいなぁ。よし、電話しよっ」
実は、そんなもんだったのかもしれない。
そして、それが許される間柄なのである。
思えば、そういうことが財産なのだ。
その腰の軽さが、こんな素晴らしいことを、いとも簡単に実現させてしまった。
秋季キャンプでの野茂臨時コーチは好評だった。
それはそうだろう。
あの、野茂が、手とり、足とり教えてくれるのだ。
昨年の秋季キャンプでは、伝家の宝刀であるフォークを野茂氏からを伝授された昨季のセーブ王・加藤が「今まで(フォークの練習を)3年ぐらいやってきたことが、ものの5分で変わっちゃった感じ」と驚嘆した。
大石監督にすれば、最初から、
野茂に、もっともっと見て欲しかったはず。
それを、あえて、最初は、
「秋季キャンプでちょっと見てやってくれよ」
くらいの話にとどめた。
そのくらいの、ちょっとした手探りはお互い必要だった。
大石監督というのは、そのへんがちゃんとわかっている。
野茂はこのチームにとって、救世主にもなり得ると思うが、
野茂にとって大石という男は、ある意味で、恩人になるかもしれない。
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