なぜ山本昌なのか?
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Miya
2007年09月26日 00:20 visibility227
今年のペナントレースの命運を決定づける天下分け目の三連戦。
第2戦、中日はローテーションをきっちり守って山本昌を送り込んだ。
今季2勝9敗とふるわないベテラン左腕であるが、
泰然自若としている落合監督に微塵の迷いもない。
「ここまで来たらバタバタ策を弄したほうが負けだ」とでも言うかのように判で押したかのような起用。
思ったとおりに山本昌は敗れた。
おそらくみんながみんなそう思ったに違いない。
普通なら使わないぞ・・・。
老境に達した桑田や工藤が巨人でこのようにずっと使われただろうか。
いや、決してない。万が一にもあり得ない采配である。
まるで「どんな結果になろうともおまえに投げさせるぞ」と信頼の上で任せた試合のようにも見えるし、
まるで全盛期を過ぎた山本昌に「早く自分の限界を悟れよ!」と執拗に引導を渡そうとしているかのようにも見える。
あるいは、公然とした「捨て試合」なのか。
チームメイトにはどう映っているのだろう・・・訊いてみたいものだ。
落合監督一年目の開幕戦、ヤクルトからFA移籍で移ってきたが、故障で何の実績をあげられずにいた川崎を先発させたことを思い出す。
サディスティックだよなあ。
いずれにしても落合采配に奇襲なし。しつこくて、やらしい。
それはよくわかった。
明日はいよいよ最後の決戦。
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- 事務局に通報しました。
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