西武ドームナイトシアター第3夜
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SaTo-C 。
2008年08月24日 00:33 visibility110
西武ドームナイトシアター第3夜は12日に予定されていましたが、試合終了が21時30分を過ぎたため、19日に延期されました。ちょうど19日観戦だったのでラッキーでした。
10日の第1夜では稲尾さんの現役時代の活躍。有名な日本シリーズの連投など鉄腕伝説についてでした。 第3夜は晩年の稲尾氏の活動がテーマでした。
ライオンズが所沢に移転し、稲尾氏は福岡に野球を呼び戻すため活動しました。まず構想したのがセ・リーグに札幌と福岡に新たに2球団を設立し8球団にしようと言うものでした。 いろいろな人物と交渉し活動をしていたそうです。
活動中、ロッテから監督になってくれとの要請を受けました。稲尾氏はロッテが川崎から福岡へ移転する事を条件に監督の要請を受けます。そこで出会った当時ロッテの落合博満との師弟関係についても語られていました。今、落合監督が名監督であるのは稲尾氏との出会いがあったからなのかと納得しました。
その後ロッテは稲尾監督に契約期間の延長を持ちかけますが、福岡移転の覚書を書かない限り延長はしない、との事でロッテを去りました。(2004年ロッテとダイエーの合併騒動にはこんな伏線があったからかもしれません)
その後ダイエーがホークスを買収し福岡へ。 稲尾氏の夢がかなう事となりました。
今やパリーグは札幌から福岡まで北から南までバランスよく球団があることとなりました。 稲尾氏のインタビューで「朝起きて子供が「おはようきのうは勝ったね!」朝のバス停で「きのうは勝ちましたね」と共通の話題で盛り上がり、地域の活性化をする事が理想」と話していました。 この夢が実現されたと言っていいでしょうか。
埼玉西武ライオンズは12球団唯一、所沢市と言う政令指定都市以外にあります。はっきり言って不便な場所にあります。でも私の生まれたあの町にライオンズがあることを誇りに思います。 そう思っていてくれる所沢市民はどのくらいいるでしょうか。 30年前、福岡の人を裏切ったのかも知れませんが私は西武ライオンズとともに所沢で過ごしてきました。歴史は変わっていくものかもしれませんが、これからも所沢とライオンズを愛して生きていきます。
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- 事務局に通報しました。
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